DDTプロレスが12月4日、東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL」を開催。デビュー30周年を迎えた秋山準が自身初のTLC(テーブル、ラダー、チェア)マッチでDDT EXTREME王者のジョーイ・ジャネラを制し、同王座を初戴冠。同29日、TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)でスーパー・ササダンゴ・マシンが挑戦することが決定した。

 開始早々、秋山はコーナーから場外のイスの城めがけて、ジャネラを投げ捨てた。エルボー合戦から、ジャネラがコーナーに置いたテーブルに秋山を2回投げつけた。秋山はラダーめがけてエクスプロイダーを投下。しかし、立てたテーブルに寝かせられると、ジャネラがラダーからダイビング・エルボーを見舞って秋山は悶絶。さらに、ジャネラはテーブルに寝かせてトップロープからの攻撃を狙うも、蘇生した秋山が雪崩式エクスプロイダーを一閃。続けて、リストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出して3カウントを奪取した。

 秋山が退場しようとすると、ササダンゴが現れ、「この2022年、プロレスラーらしい活動を一切しておりません。私も一応、DDT所属のプロレスラーとして、どうかプロレスラーの年末調整をさせていただけませんでしょうか。年内、秋山さんのEXTREMEのベルトに挑戦できたら、プロレスラー活動をそこで調整できると思いつきまして、もし秋山さんが戴冠した暁には挑戦表明しようと思って新潟からやってきました。どうか年内に挑戦させていただけないでしょうか?」と挑戦表明。

 観客に問いかけた秋山は「やりましょう」と受諾するも、現在125キロのササダンゴに「20キロやせてこい」と減量を課した。

 秋山は「これが(DDTに)戻ってきたのでよかったと思います。先のことを考えたら悩みの種ですけど」と安堵の表情を浮かべ、「(TLCマッチは)プロレスの一部だと思ってるし、DDTに来たらそういうこともいつかはしないといけないんだろうって思ってたので。(ササダンゴの挑戦は?)本来はチャンピオンがルールを決められるんですよね? 僕がガチガチのプロレスルールを提示して、彼はどうするのかって。だからお互いがOKであれば、挑戦者が決めてもいいと思うし。パワポ(パワー・ポイント)対決でもいいし。一方的に俺がルールを決めるんじゃなくて、どうやって盛り上げていこうかなって。俺もそうだし、彼にもその責任はあると思います」と試合形式については譲歩する姿勢を見せた。

 ササダンゴは「あんな簡単にOKしてもらえるとは思わなかった。秋山選手と年末のビッグマッチで、EXTREMEのベルトをかけて試合できるのは、これ以上ないチャンス。ここで自分がチャンピオンになって、ベルト獲って、しっかり結果を出したい」と意気込んだ。

【大会名】D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL
【日時】2022年12月4日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】711人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&岡谷英樹&町田光 vs 高鹿佑也&石田有輝●&正田壮史
8分36秒 エビ固め
※ジントニック

▼第二試合 サッカーマッチ 前後半各2分
<フェロモチア>飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人(2−2)彰人&アントーニオ本多<討伐JAPAN>
※PK3−2でフェロモチアが勝利。ベスト8進出。
【試合経過】
●ディーノ vs 彰人○
前半0分18秒 ジン・ラーベル式片エビ固め
●ディーノ vs 彰人○
前半1分21秒 片エビ固め
※フリーキック
○飯野 vs アントン●
後半0分37秒 片エビ固め
※ケツゴェ
○飯野 vs 彰人●
後半2分54秒 片エビ固め
※セクシーラリアット

▼第三試合 BURNINGvsThe37KAMIINA! 30分一本勝負
○遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介 vs MAO&勝俣瞬馬&小嶋斗偉●
12分9秒 片エビ固め
※バーニングスター・プレス

▼第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
土井成樹&大鷲透&○平田一喜 vs HARASHIMA&坂口征夫&須見和馬●
10分25秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

▼第五試合 DDT EXTREME選手権試合〜TLCマッチ 60分一本勝負
<王者>●ジョーイ・ジャネラ vs 秋山準○<挑戦者>
11分32秒 体固め

※リストクラッチ式エクスプロイダー。ジャネラが5度目の防衛に失敗、秋山が第56代王者となる。
▼セミファイナル スペシャル8人タッグマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞&火野裕士&クリス・ブルックス&RSP vs 佐々木大輔&藤田ミノル&MJポー●&KANON
10分50秒 エビ固め
※ぶちかまし

▼メインイベント D王 GRAND PRIX 2022優勝決定戦 時間無制限一本勝負
○上野勇希<Aブロック1位> vs 納谷幸男●<Bブロック1位>
20分32秒 片エビ固め
※BME。上野がD王 GRAND PRIX 2022優勝

〈写真提供:DDTプロレスリング〉