慰霊の日ドキュメント

平和の礎、高齢女性「この日になったら思い出して、ふたりのおばあ。あんな戦がなかったらね」

孫を連れた人「おばあちゃんのね、お父さん、お母さん、姉さん、それから弟、妹。まだ小さい子でさ、戦争って怖いね本当に、何も分からない人も殺されるし」

「月桃」歌声 6月23日待たず、月桃の花散りました

終結から77年。世代が変わっても決して癒えることのない戦争で負った傷を改めて見つめる日となりました。慰霊の日、県内各地が不戦への思いと平和への祈りで包まれました。

玉城真由佳アナウンサー「糸満市の魂魄の塔では多くの人々が朝から亡くなった方々の冥福と平和への祈りを捧げています」

沖縄戦で亡くなった3万5千人がまつられている魂魄の塔。

父と兄を亡くした男性「お父さんと兄さんが戦死したので、慰霊の日はもう自分の体力のある間は、元気なうちは毎年お参りして、ということで今やっています」

男性「ウクライナのニュース見たりすると、自分たちの親も兄さんも、みんなこんなだったのかな」と思い見ております。みんなが平和になるように、願ってます」

平和の礎。早朝から多くの人が訪れた。

姉ふたりを亡くした女性「姉ふたり、会ったことないんですけど 母から常に戦争の体験を聞かされていたので、見守ってくださいというのしかないですね、戦争が起こらないようにね」

手を合わせるお年寄り「大きいじいちゃん、いつまでも平和で見守ってくれてありがとうございます。これからも見守ってくださいね」

水をあげる祖母「お水飲んでくださいね」孫「お水飲んでいるの?」

高齢女性「弟をおんぶして、お母さんはまた赤ちゃんがいたもんだから、夜もおんぶしてね、おかあさんの膝にこんなして、もう壕の中で」「平和な世の中になってほしいね」「もうあんな戦あないほうがいいですよ」

ひめゆりの塔。慰霊祭コロナの影響で規模縮小、関係者・職員25人が参列。

ひめゆり学徒隊 島袋淑子さん「今は自分の生きている限り戦争はだめ平和が大事だということを伝えていきたいと思っています」

慰霊の日ドキュメント

ウクライナの現状について問われ「またどうして戦争というものを起こすんだろう、なぜなぜって本当に聞きたくて仕方ないですけども今は自分の生きている限り戦争はだめ平和が大事だということを伝えていきたいと思っています」

平和宣言、復帰50周年の節目を迎えたことし平和を希求する「沖縄のこころ」の発信や県民の思いを込めた平和宣言にするため初めて県民から意見を募集。

玉城知事 平和宣言「戦後77年が経ち、戦争を知らない世代が大半を占めるなど悲惨な沖縄戦の記憶あ薄れていく中え、忌まわしい戦争の記憶を風化させないために、沖縄戦の実相や教訓を次の世代に正しく伝えていくことは、私たちの大切な使命です」

岸田総理大臣「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。その決然たる誓いを貫き世界の誰もが平和で心豊かに暮らせる世の中を実現するため不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓い申し上げます」

式典会場近くでは、南部土砂問題を訴えハンガーストライキをする遺骨収集ボランティア ガマフヤー具志堅隆松さん「謝罪なんて全くないし、やろうとしてることは戦没者の遺骨が混ざってても埋め立てに使おうとしてるっていうことなの。そして今口にしたのは、この地に眠る戦没者の御霊が安らかんことをってい うこと。まったく相反することですよ」

平和の詩の朗読者がテント訪問

慰霊の日ドキュメント

具志堅隆松さん「おじさん何しているかわかる?骨になってしまった人たちを防空壕とかガマの中で探してその人のお父さんお母さん家族に返そうと思って」

朗読 平和の詩

こわくてかなしい絵だったたくさん人たちがしんでいた

おかあさんが、七十七年前のおきなわの絵だと言ったほんとうにあったことなのだ

せんそうのはんたいはなに?へいわ?へいわってなに?

きゅうにこわくなって おかあさんにくっついたあたたかくてほっとしたこれがへいわなのかな

せんそうがこわいから へいわをつかみたいずっとポケットにいれてもっておくぜったいおとさないように

なくさないように わすれないように

慰霊の日ドキュメント

若い女性「今現在もロシアとかウクライナの戦争とかがあってすごく悲しいことが起きているんですけど、沖縄戦を、過去の歴史とかちゃんと勉強して伝えていくことが今生きている私たちの使命かなと思って、勉強して学んで感じたことを後世に伝えていくことが大事」

小学生男子「戦争は二度と起こしてはならないなと思いました」「なぜ慰霊の日が6月23日とか、どのようがことが起きたのか(伝えたい)」

小学生男子「欲を出しすぎずにみんなで協力して助け合いながらやっていきたいです」

献花した小学6年生「二度と戦争がないような世界にしたいなって思いながら献花しました」

宮城トクマサさん(県遺族連合会会長)「一人ひとりが戦争について考えて、なんとかね、平和であってほしいということを願ってやみませんね」