「馬のションベン」と聞いて、何をイメージしますか? 12月1日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)のメールテーマは「これって私が悪いの?」。 寄せられたあるメールで登場したのがこの表現。まったく知らない人が多い中、「懐かしい」と言う人も。 北野誠と氏田朋子が投稿を紹介していきます。

     

みそ汁の味

問題のメールはみそ汁の味についてです。

「結婚したての頃、妻の作るみそ汁の味が私にはだいぶ濃く感じられたので、意見をしたことがあります。
『みそ汁は馬のションベンで良いよ』と言ったのですが、妻から『馬のションベンってなに?そんなもん飲んだことないからわからない』と、めっちゃ怒られたことがあります。

味の薄いことを馬のションベンに例えるのは一般的だと思うのですが、まずかったでしょうか?」(Aさん)

Aさんは50代半ばですが、北野と氏田どころかスタッフ全員が首をひねりました。この表現にびっくりしたようです。

北野「ひょっとしたら、Aさんの住んでいるエリアでは言うのかもしれませんが、一般的ではないと思います」

誘って、愚痴る

次も夫婦間の話です。

「旦那はいつもその場のノリで、よその人と飲み会や釣りに誘います。旦那は社交辞令のつもりかもしれませんが、いざ行く日が近づくと『面倒くさい』とか『明日仕事やのに』とか、私にぐちぐち言ってきます。これ、私が悪いの?」(Bさん)

北野「行くまでが面倒くさい。行ったら行ったでそれなりに楽しんで帰ってきてるんですよね」

氏田「でも、その愚痴は嫌ですよね」

また電話する

Bさんのメールに自身の学生時代のことを思い出した北野。

北野「大学の時、友達の島根県からきた山本ちゃんに、別れ際に『あー、また電話するわ』と言った。大阪人ってそんなこというやんか。

そしたら、その日の夜10時ころ電話があって『いつ電話してくるの?』と言われた。『もう遅いけど、北野君から電話ないから、寝ようかどうか迷ってたんだけど』と。

大阪人は『また電話する』とか簡単に言うやんか。あれがまともに通じなかったことがあったんで、悪いことをしたと思いました」

これも地域差が生んだエピソードですが、今となっては懐かしい気持ちがします。

地域による?

Aさんの投稿に遭った「馬のションベン」について、反響のメールが寄せられました。

「馬のションベンとはまずいビールの表現だと思っていました。他の食品の表現は初めて聞きました」(Cさん)

北野「仁義なき戦いで言ってましたね」

「長野県では薄いお茶のことを馬のションベンみたいと言います」(Dさん)

「広島県出身ですが、ぬるい温度の料理や飲み物が出てきた時に『馬のションベンか』と言う人がいました。
仁義なき戦いで伊吹吾郎さんのセリフで『もっと冷こいビール持ってこんかい』というのがありました。ぬるいビールが馬のションベンです」(Eさん)

「汁物で味の薄いのを『馬のションベン』と言うのを、昭和一桁生まれの親父が使っていました。
その言い方は印象では小馬鹿にする言い方なので、使わない方が波風立たなくて済みます」(Fさん)

今はあまり使わない方がいい表現のようです。
(みず)