お酒は適量を飲めば楽しいものです。でも、適量とはどのくらいでしょうか? 2月19日に厚生労働省が初の指針「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」を公表しました。 26日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、この話題について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが取り上げました。

     

純アルコール量を指標に

このガイドラインは飲酒量の指標として「純アルコール量」を勧めています。
純アルコール量とは、「摂取量×アルコール濃度×0.8」で計算することができます。
例えばアルコール濃度5%のビール500mlの純アルコール量は「500×0.05×0.8=20g」となります。

大腸がんの発生リスクを見ると、1日当たりの純アルコール量を20g以上摂ると発生しやすいとされています。
脳梗塞のリスクは男性40g、女性11g以上です。

こういうところから純アルコール量20gがひとつの目安になりそうです。20gはビールなら中瓶1本、日本酒なら1合の量となります。

つボイ「私は休肝日がしっかりありますから大丈夫です」

自分の飲酒をチェック

飲酒による疾患への影響は個人差もあり、病気によってリスクは違います。
目安より少ないと、これらの病気にかかる可能性を減らすことができると考えられます。

またこのガイドラインでは、健康に配慮したお酒の飲み方や避けるべき飲み方についても示しています。

まず、自分の飲酒の習慣を把握すること。自分では普通と思っても、実は飲みすぎかもしれません。
ネットで「アルコール依存 チェック」と検索すると、WHOが作ったチェックシートなどが出てきますので、それで客観的に自分の適量を知ることができます。

いい飲み方とは

健康に配慮した飲み方とはどのようなものでしょうか?

・あらかじめ飲む量を決める。そこに達したらやめる。飲み会に参加する時も、終わるまでずっと飲み続けない。

・他人に飲酒を強要しない。いろんな意味でアウトです。

・飲酒前、飲酒中に食事を摂る、水または炭酸水を飲む。全体の飲む量を抑えられ、アルコールもゆっくり分解吸収されます。

・不安や不眠を解消するためとか、病気療養中、お薬を飲んだ後の飲酒も控える。

・飲酒中や飲酒後の運動な、ど身体に負担がかかる行動も避けるべき。

また、一度にたくさん飲むのはやめましょう。
様々な身体の疾患の発症や急性アルコール中毒を引き起こす可能性もありますし、外傷の危険性も高まります。

ちなみに外傷の危険性を高める一度の多量飲酒の量を1回の飲酒機会で純アルコール摂取量60g以上としています。
ビール中瓶1本とグラスワイン2杯弱、焼酎グラス半分くらいを一気に飲むといけません。

週150g未満に

一週間のうち飲酒しない日を設けると、その分一度にたくさん飲んでもいいのか?という疑問が生まれます。

例えば1日休肝日を設ければ、次の日はロング缶2本飲んでもいいのでしょうか?
『女性自身』によれば、厚労省の担当者はこのように答えたそうです。

まず、20g以上飲むと健康リスクが高まるということで、20gまでは飲んでいいということではありません。
20g程度というのはデータから1日に換算した数字とのこと。
休肝日を設けて週単位でトータル150g以下に抑えるという考え方もあるものの、いくら休肝日を作っても一度に飲む量はほどほどがよいです。

つボイ「そうすると、私は週に150g以上飲んでいるから、いくら休肝日が5日あるといってもあかんということか。
タバコがだんだん締め付けられていますが、アルコールもだんだんそうなるのかな」

小高「あくまで健康のために作られたものなので、適切にということを心がけましょうね」
(みず)