ドラマや映画では、消防隊員の出動時に「滑り棒」で降りる姿をよく見かけます。 ところが先日神戸新聞NEXTが報じたところによると、実は階段を使う方が早く滑り降りられることが判明。 「滑り棒」を使用している消防署はほとんどなく、もはや絶滅間近になっているそうです。 2月2日放送のCBCラジオ『戸井康成の金曜スクラッパー』では、戸井康成と小林美鈴がこのニュースについて語り合います。

     

着地で足を挫くリスク

この滑り棒、実はほとんど使われておらず、全国の消防署からなくなっているそうです。

滑り棒がある消防署の署長によると、使用されなくなった一番の理由は「怪我のリスクを避けるため」。着地する際に足を挫くリスクがあったそうです。

さらに、実際は滑り棒よりも階段を使った方が早く出動できるそうです。

戸井「ちょっと残念なニュースですよ、これは」

運動能力抜群なイメージのある消防隊員だけに、怪我をしないように滑り棒で降りる訓練をしていると思っていて、少々ガッカリした様子の戸井。

消防車内の待機は現実的?

戸井「ドラマやアニメでよく見るじゃないですか。それが絶滅の危機に瀕していると。その理由が実は階段の方が早いと。元も子もない言い方!」

小林「じゃあ、ダメだ!ですよね」

戸井「どうしようもねえな。なんでやってた?今まで(笑)」

一分一秒を争う救命活動。
出動スピードを早めるなら消防署内でなく、いっそのこと消防車内で待つのがいいのでは?と冷静な戸井。

戸井「消防車で四六時中、過ごすしかないな」

「いまどき待機もリモートで出来るため、消防車の車内でもよいだろう」と続ける戸井に、難色を示す小林。

滑り棒を使えば、同時に何人も降りられることはわかっていると戸井。
しかし、出動のタイミングをより早めるためには、むしろ食事も資料整理も、消防車で行ってしまえばいいと提案します。

小林「やだ〜」

よく観た描写も時代錯誤?

滑り棒の例に限らず、ドラマやアニメのさまざまな影響で「この職業の人はこうしている」という勝手なイメージが染み付いている、と鋭く指摘する戸井。

ドラマや映画などの派手な描写が非現実的なのはよくあること。
見た目のイメージが先行し、さらに時代の変化もあって、間違った常識が刷り込まれていることは多いものです。

例えば、張り込み中の刑事が電柱の陰であんパンをかじるような場面は最早なく「ゼリーを飲んでいる方が今風」と話す戸井。

戸井「あと、お寿司屋さんとかのねじり鉢巻きとかも見ないよね?」

小林「見ない見ない」

戸井「ラーメン屋の頭タオルはよく見るけど」

小林「めちゃくちゃ見ます!」

指で四角形を作り、画角を確認するカメラマンも最近見ない、と声を揃える二人。

また学園ドラマでは屋上でのシーンをよく見かけます。
しかし実際に二人は屋上に行ったことがなく、そもそも屋上に行く扉は施錠されていると戸井。

戸井「仲良さそうにしゃべってたりとか。告白とかよくやってるじゃんな」

小林「そうそうそう」

戸井「勝手に刷り込まれているところがあるのかな」

「我々は時代に流されない、バカだけを追求したい」と結論づける戸井に冷ややかな目を向ける小林でした。
(nachtm)