『多田しげおの気分爽快!!〜朝からP•O•N』(CBCラジオ)、毎週木曜日の「愛ちゃんと木村先生」は、加藤愛アナウンサーが、三重大学大学院 生物資源学研究科 名誉教授でおさかな博士の木村清志先生から魚に関するあれこれを学ぶコーナーです。 2月15日放送のテーマは「ドジョウ」。童謡『どんぐりころころ』の歌詞にも登場する、日本人にとってなじみのある淡水魚です。

     

たくさんの種類がある

ドジョウの大きさは、一般的には12〜13cmほど。大きいものは20cmまで成長するものもいるそうです。

飼育しているドジョウの寿命は5年以上ですが、天然のドジョウはおそらく1〜2年。
身近な魚なので、比較的研究が進んでいるそうです。

ドジョウは琉球列島を除く日本全域に住んでいます。

ドジョウとひとくちに言っても種類が分かれていて、福井県や神奈川県よりも北に住んでいるのは「キタドジョウ」という別種です。

これは日本の北の方に住んでいることから名前が付いたといいます。

沖縄に住んでいるのは「ヒョウモンドジョウ」、奄美に住んでいるのは「シノビドジョウ」です。

ドジョウ食はアジアの食文化

ドジョウは食用できる魚。しかし日本のものは少なくなってきていて、中国から輸入しています。これは「カラドジョウ」という丸々太ったドジョウです。

ドジョウは特にアジアにおいては、食用としての歴史があります。

木村先生「少なくとも江戸時代には食べてましたね。ドジョウ食は、アジアの食文化のようなものですね」

東南アジアを含めて、どこの国でもドジョウ(とその仲間)を食べていたといいます。
川魚特有の匂いもなく、おいしく食べられるのがドジョウの特徴だそうです。

加藤がドジョウを食べたのは、石川県の金沢市でアナウンサーの仕事をしていた頃。

石川にはドジョウを食べる文化があるため、有名な「近江町市場」でも焼いたドジョウを買ってすぐに食べることができるそうです。

骨もやわらかで匂いも少ないドジョウは、とても食べやすくおいしいのだそう。

最もおいしいドジョウは?

ドジョウの中で最もおいしいといわれているのは、「アジメドジョウ」。これは加藤の出身地・岐阜県の名産です。普通のドジョウとは全く別物なのだそう。

木村先生「食べられたことあります?」

加藤「ないです。岐阜県ではドジョウを食べたことがないです」

木村先生「ドジョウの中で、一番おいしいと思います」

岐阜名物とはいえ、飛騨高山地方で食べられているものなので、残念ながら加藤は食べたことがないそうです。

三重や京都にも生息しているアジメドジョウは、普通のドジョウよりも少し小さい体が特徴。飛騨ではアジメドジョウを捕るための専用の漁具もあるそう。

「ドウジョ、お楽しみに!」

木村先生「アジメドジョウです。一度覚えて、岐阜にお帰りの時には食していただければ幸いです」

加藤「ありがとうございます!覚えておきます」

先生おすすめの「アジメドジョウ」。長良川では、石を伝いながら上流へのぼろうとするアジメドジョウを筒へ導いて捕る「登り落ち漁」という方法を用いているそうです。

多田しげお「ますます長良川では、岐阜では、アジメドジョウなんですね」

加藤「はい、興味が湧きました」

まだまだ不思議な生態があるというドジョウ。

来週の放送を「ドウジョ、お楽しみに!」と結んだ加藤に、苦笑いの多田でした。
(minto)