2月23日放送のCBCラジオ『多田しげおの気分爽快!!〜朝からP・O・N』では、パーソナリティの多田しげおが、沢朋宏アナウンサーとともに「頭端駅」の魅力について語りました。 2人の鉄道ファンが旅のロマンを感じるという「頭端駅」、いったいどんな駅なのでしょうか?

     

日本の頭端駅

「頭端駅」とは終端や始発となる駅のことで、カタカナの「ヨ」や髪をとくクシのように、線路が何本もあり、ホームの端が全部横につながっている形式になっています。

海外ではヨーロッパにある大きなターミナルのようなイメージ。
大きな屋根が駅を覆っていて、ひとつの駅からさまざまな方面へと列車が走っていく様子にロマンを感じるようです。

もちろん日本にも頭端駅はいくつもあり、多田がロマンを感じるのは、福岡県にある門司港駅とのこと。

現在では門司港レトロとして人気の観光地となっていますが、多田は初めて訪れた30年以上前の方が良かったそうです。

観光で人気の門司港レトロ

多田「古めかしい駅舎に何気なく入っていって、改札口の手前のところに立って、向こう側は何本も(線路が)入ってますよね。

昔はそこから下関と門司の間はフェリーで渡っていて、そこで線路が途切れていて、フェリーで鉄路は繋がっているという。

ところが関門トンネルができたもんで、門司港駅のちょっと西の方からトンネルに入ってしまったんで、今は意味がないような線路になって、ちょっと寂れてしまってる。
その雰囲気が昔のままを残していて、あれはロマンがあふれる駅ですね」

沢「1日の乗降客数が何十何万人という駅だったら、全部改装されていたからかもしれない」

昔の立派な駅舎を改装して残す駅舎は日本でも多くありますが、さらに「寂しさ」が加わるとロマンをより感じるのかもしれません。

門司港駅は日本で最初に重要文化財に指定された駅舎で、2019年に大正時代の姿に復元され、現役の駅舎として引き続き活躍しています。

東京でロマンを感じる頭端駅

東海地方の代表的な駅は名古屋駅ですが、名鉄やJRの名古屋駅が通過駅なのに対し、近鉄名古屋駅は頭端駅となっています。

三重方面からの通勤通学における大ターミナルですが、特急ひのとりで大阪へ、しまかぜで伊勢志摩へ向かうなど、旅の出発駅という印象も強い駅です。

一方、沢が薦める国内の頭端駅は、東京の上野駅。新幹線では通過駅ですが、在来線では終着駅です。

かつて東北から上京してきた人が「東京にやってきた」と実感したのは上野駅だと言われています。
現在も東北方面からやってきた列車が雪をかぶった状態で到着すると、遠い場所とつながった情緒を感じるという沢アナ。

多田は頭端駅について、あらためて「そこを目的にちょっと行ってもいいぐらい、駅のロマンを感じさせる駅」とまとめました。
(岡本)