<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 1月30日(土)>

30日、卓球Tリーグ女子で首位を走る木下アビエル神奈川が、2位の日本生命レッドエルフにマッチカウント4-0の完勝を収めた。木下アビエル神奈川は、エースの石川佳純が不在ながらも同じ“カスミ”の名を持つ木村香純が、平野美宇(日本生命レッドエルフ)を破る活躍を見せた。

“ミラクルガール”木村香純がまたも大物食い

第3マッチでは、木村が、東京五輪代表に内定している平野美宇(日本生命レッドエルフ)を相手にゲームカウント0-2から逆転勝ちを収めた。

写真:木村香純(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE
写真:木村香純(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE

木村は、四天王寺高校時にはインターハイの団体戦で3連覇、専修大に進んでからも2019年に全日本学生選抜選手権でシングルス優勝、2020年関東学生選手権優勝という輝かしい成績を残している。

木村香純
写真:木村香純/撮影:ラリーズ編集部

今季より参戦したTリーグでは、開幕戦で早田ひな(日本生命レッドエルフ)に勝利すると、シャン・シャオナ(日本ペイントマレッツ)、于梦雨(ユモンユ・日本生命レッドエルフ)、エリザベタ・サマラ(トップおとめピンポンズ名古屋)と格上の海外勢にも3連勝を収めた。

木下アビエル神奈川の劉燕軍(りゅうやんじゅん)監督からは「秘密兵器」と位置づけられている木村。その後、早田と馮天薇(フォンティエンウェイ・日本ペイントマレッツ)に敗れたものの、今回の平野への勝利で現在シングルス5勝2敗の成績を残している。

試合後、木村がオンライン会見で今回の試合を振り返った。

木村香純コメント

木村香純
写真:木村香純/撮影:田口沙織

試合を振り返って

相手のほうが強く、自分が下なのはわかっていたので、思い切ってぶつかっていくことを意識して戦いました。2ゲーム目の後半あたりから、強い気持ちを持つことができたのが良かった。

今までの試合では自分で考えることが苦手だったので、今日はすごく考えて、2ゲーム取られても、気持ちは捨てずに戦術だけを意識して戦うことができた。

勝った瞬間の気持ち

試合しているときはあんまり緊張しなかったんですが、試合終わった後に緊張が走った感じです。試合には入りこんでいたんですが、試合が終わった瞬間に手が震えてきました(笑)。嬉しいです。

0-2からの逆転だったが

1、2ゲーム目は自分から攻めないと、という気持ちが強くて、ラリーで突っ込みすぎていた。3ゲーム目くらいから自分の今出せる威力が安定してきたので、相手のボールを利用しやすくなった。

最後の1球の回り込みドライブは

点数を気にしてたら緊張して自分の卓球ができなくなるので、気持ちと意地で押し込みました。

Tリーグでは連勝して、その後負けて、また勝った

前半最後に早田さんに負けたとき、自分の反省不足を感じた。

勝ったときでも悪いところを反省しないといけないと学習した。今までの自分の試合を反省することになったので、自分の卓球に対する考え方が変わったかなと。

ことごとくエース級と当たっている。組み合わせを見たときの気持ちは

ああ(またか)って感じです。でも、この舞台で強い人と当たるのは当たり前のことだと思うので、そのぶん自分は幸せものだなと思いながら、頑張ろうと思いました。

木下アビエル神奈川 4-0 日本生命レッドエルフ

〇長﨑美柚/浜本由惟 2-0 平野美優/前田美優
11-5/11-9

〇木原美悠 3-1 赤江夏星
8-11/11-9/11-6/11-10

〇木村香純 3-2 平野美宇
5-11/7-11/11-7/11-10/11-9

〇長﨑美柚 3-2 于梦雨(ユモンユ)
11-9/11-3/3-11/10-11/11-9

文:ラリーズ編集部