<WTTコンテンダー Novo Mesto大会 日時:11月8日〜14日 場所:スロベニア ノボ・メスト>

7日まで、スロベニア・ラシュコにて行われていたWTTコンテンダー・ラシュコ大会の熱気も冷めぬまま、同じスロベニアの地にて8日からWTTコンテンダー・Novo Mesto大会が幕を開ける。連戦の選手に加え、さらなる強豪が続々と大会にエントリーし、ラシュコ大会に続くハイレベルな戦いが予想される。

WTT(World Table Tennis)とは

ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。

これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。

図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

今大会はラシュコ大会に参加していた男子代表6名に加えて、森さくら(日本生命)が女子シングルスに参加する。

男子シングルス見どころ

梁靖崑
写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT

今大会にも中国代表が参戦している。梁靖崑(リャンジンクン・中国)はラシュコ大会の男子シングルスで優勝を飾り、今大会で連続優勝を目指す。ほかにも王楚欽(ワンチューチン)や劉丁碩(リュウディンシュオ)らも上位進出を目指す。

木造勇人
写真:木造勇人(愛知工業大)/提供:WTT

日本代表は前回大会と同じ6名が登場する。木造勇人(愛知工業大)はラシュコ大会で、予選を通過したのち準々決勝まで進み、ベスト8入りを果たしている。今大会でも予選からのスタートとなるが、ラシュコ大会を超える成績を挙げることができるのか注目だ。

また、今大会からマティアス・ファルク(スウェーデン)やシモン・ゴジ(フランス)らヨーロッパの強力な選手が参戦している。さらにレベルの上がった今大会で優勝はいったい誰の手に渡るのか。

女子シングルス見どころ

森さくら
写真:森さくら(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルスで、日本からは森が参戦することとなった。森にとっては久々の国際大会への参加となるが、Tリーグで培ってきた実力を存分に発揮することができるのか。彼女の活躍に期待がかかる。

王藝迪
写真:王藝迪(ワンイーディー・中国)/提供:WTT

また、今大会でも、ラシュコ大会優勝の王藝迪(ワンイーディー・中国)、劉煒珊(リュウウェイシャン・中国)の2名が中国代表から参戦するほか、ブリット・エーラント(オランダ)やニーナ・ミッテルハム(ドイツ)ら欧州の実力者たちが集ってきている。世界選手権前に今大会で勢いをつけられるか。

男子ダブルス見どころ

木造勇人、田中佑汰
写真:木造勇人/田中佑汰(愛知工業大)ペア/提供:WTT

男子ダブルスの注目は木造/田中佑汰(愛知工業大)ペアだ。ラシュコ大会では予選で林高遠(リンガオユエン)/趙子豪(チャオズーホウ・中国)ペアに勝利して通過すると、本戦では準優勝を飾っている。今大会でも彼らの快進撃に目が離せない。同じく予選から登場する篠塚大登/谷垣佑真(愛工大名電)ペアの試合も見逃せない。

王楚欽、梁靖崑
写真:王楚欽(ワンチューチン)/梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT

男子ダブルスではほかにも王楚欽(ワンチューチン)/梁靖崑(リャンジンクン・中国)ペア、クリスチャン・カールソン/マティアス・ファルク(スウェーデン)ペアといった実力のあるダブルスや、アントン・ケルベリ/トルルス・モーレゴード(スウェーデン)ペアのような期待の若手ペアが、日本勢の前に立ちはだかるだろう。

女子ダブルス見どころ

マニカ・バトラ、Archana Girish KAMATH
写真:マニカ・バトラ、Archana Girish KAMATH(インド)/提供:WTT

女子ダブルス注目はマニカ・バトラ/Archana Girish KAMATH(インド)ペアだ。ラシュコ大会の準決勝では王藝迪/劉煒珊ペアとのフルゲームの熱戦を制し、優勝を飾っている。今大会でも再び中国超えで上位入賞をつかむことができるのか。はたまた、今大会にも出場する中国ペアがリベンジを果たすのか。

曾尖、リン・イエ
写真:曾尖(ゼンジャン)、リン・イエ(シンガポール)/提供:WTT

欧州の強力なペアに勝利している曾尖(ゼンジャン)/リン・イエ(シンガポール)ペアもまた、ラシュコ大会でベスト4に入り安定した強さを見せている。今大会でも優勝候補の1組としてその勝ち上がりに注目が集まる。

混合ダブルス見どころ

王楚欽、王藝迪
写真:王楚欽/王藝迪(中国)ペア/提供:WTT

混合ダブルスでは中国のペアが1組、王楚欽/王藝迪(中国)ペアがラシュコ大会に続く連覇を目指す。ほかにも、シモン・ゴジ/プリティカ・パヴァデ(フランス)ペアや、アルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)ペアといったヨーロッパの精鋭たちが中国超えを目指し本戦に臨む。

8日 日本代表試合予定

男子ダブルス 予選1回戦

田中佑汰/木造勇人 – Mishel LEVINSKI(アメリカ)/Vincent PICARD(フランス)

篠塚大登/谷垣佑真 – Abdulla ALBALOOSHI/Jassem MOHAMMED(アラブ)

日本代表参加選手

男子シングルス

神巧也(T.T彩たま)
田中佑汰(愛知工業大)
木造勇人(愛知工業大)
篠塚大登(愛工大名電高)
松島輝空(JOCエリートアカデミー/星槎)
谷垣佑真(愛工大名電高)

男子ダブルス

田中佑汰/木造勇人
篠塚大登/谷垣佑真

女子シングルス

森さくら(日本生命)

森さくらインタビュー(2020年4月公開)

写真:森さくら/撮影:ハヤシマコ
写真:森さくら/撮影:ハヤシマコ

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【世界レベル】木造/田中(愛知工業大)vs戸上/宇田(明治大)

文:ラリーズ編集部