<第62回全国国公立大学卓球大会 日時:8月17日〜20日 場所:グリーンアリーナ神戸(兵庫県)>

数々の若きスター選手が活躍した全日本ホカバが行われたグリーンアリーナ神戸にて、17日からは国公立大学の日本一を決める全国国公立大学卓球大会、通称「全国公」が開幕する。

同大会は2019年の第59回大会以降、新型コロナウイルスの影響で2年連続の開催中止を余儀なくされており、今大会は実に3年ぶりの開催となる。

全国国公立大学卓球大会とは?

毎年8月、北海道から沖縄まで全国各地に存在する国公立大学が、オープン参加として集う大会がある。それこそが全国国公立大学卓球大会であり、「全国公」という通称で呼ばれている。

オープン参加という形でありながら、最後に行われた第59回大会では85の大学、総勢1400名以上の学生が参加。全日本大学総合卓球選手権(インカレ)にちなんで、”もう1つのインカレ”とも呼ばれており、多くの卓球ファンから注目を集める大会となっている。

全国公の大きな特徴は、学生自身がすべての運営を行うという点だ。毎年主幹となる大学が替わり、準備段階から当日の進行・運営までを主幹校の学生を中心に行っていく。まさに、「学生の、学生による、学生のための大会」である。

第62回となった今年も現時点で80近くの大学と、1300名を超える学生が参加を予定しており、種目は、男女団体、男女シングルス、男女ダブルスの計6種目となっている。

男女団体見どころ

写真:岡野鉄平(高知工科大/撮影:ラリーズ編集部
写真:岡野鉄平(高知工科大)/撮影:ラリーズ編集部

男女団体では、高知工科大学が優勝候補の筆頭として挙げられる。高知工科大学は男子団体で3連覇、女子団体は脅威の8連覇中で、女子は今大会を制すると歴代最多の9連覇を達成することになる。

齋藤将平(新潟大)
写真:齋藤将平(新潟大)/撮影:ラリーズ編集部

対抗馬となるのは、新潟大学だ。新潟大学は2011年以降、男子団体で5回、女子団体で1回の優勝経験があり、高知工科大学とともに今年のインカレにも出場した名門校でもある。国公立大学の中でも傑出した実力を持つこの2校の勝ち上がりにまずは注目したい。

古川未夢羽(広島大)
写真:古川未夢羽(広島大)/撮影:ラリーズ編集部

そのほか、男子では今年の東北学生春季リーグ戦を1部で戦った山形大学や1部に昇格した東北大学、女子では東海学生リーグ2部の静岡大学や中国学生卓球リーグ1部の広島大学など、各地方で上位リーグに所属している大学も続々と参戦する。

なお、男子団体の試合形式はシングルス4本とダブルス1本の5本勝負となっている。一方女子団体では、シングルス4本とダブルス1本の計5本で勝敗を決する「A方式」と、シングルス2本とダブルス1本の3本で争う「B方式」の2方式を採用している。「B方式」では、予選の4グループの1位校による準決勝、決勝が行われる。

男女個人の部見どころ

菅原大歩(山形大)
写真:菅原大歩(山形大)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルス第1シードには、菅原大歩(山形大)が入っている。昨年の全日学では、当時のインカレベスト4・福岡大学の団体メンバーを破った実績を持っており、その実力はまさに全国クラス。東北学生卓球界でも5本の指に入る実力者は、今大会でどのような活躍を見せるか。

他、全日本選手権一般の部、ジュニアの部の両方に出場経験のある木村仁基(大阪公立大)や、インターハイ出場経験のある石原匠(高知工科大)らが優勝を狙う。

森田
写真:森田祐以(新潟大学)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス第1シードには、全日本選手権一般の部に出場し、北信越学生選手権ベスト4の森田祐以(新潟大)が入った。他にも全日学出場の郡山七海(新潟大)や、四国学生選手権王者の佐伯充麗(高知工科大)らが上位進出を目指す。

写真:佐伯充麗(高知工科大学)/撮影:ラリーズ編集部
写真:佐伯充麗(高知工科大学)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルス、女子ダブルスも各地方の王者や上位進出のペアが数多く出場している。女子ダブルスでは高知工科大のペアが6連覇しているが、第1シードの佐伯充麗/熊野遥奈(高知工科大)ペアを筆頭に7連覇達成なるか。

国公立大学生、躍動の夏がいよいよ幕を開ける。

試合予定

1日目

男子団体予選リーグ〜2回戦
女子団体A予選リーグ〜準々決勝
女子団体B予選リーグ・準決勝

2日目

男子団体準々決勝〜決勝
女子団体A準決勝・決勝
女子団体B決勝
男女ダブルス1回戦〜準々決勝
男女シングルス1回戦・2回戦

3日目

男女ダブルス準決勝・決勝
男子シングルス2回戦〜5回戦
女子シングルス2回戦・3回戦

最終日

男子シングルス5回戦〜決勝
女子シングルス4回戦〜決勝

男子団体予選リーグ組み合わせ

Aグループ

高知工科大学
群馬大学
名桜大学

Bグループ

新潟大学
東京都立大学
大阪大学

Cグループ

兵庫県立大学
岩手大学
富山大学
山口大学

Dグループ

北海道大学
熊本大学
横浜市立大学
和歌山大学

Eグループ

東北大学
大分大学
防衛大学
奈良教育大学

Fグループ

京都大学
徳島大学
島根大学
三重大学

Gグループ

埼玉大学
香川大学
東京外国語大学
宮崎大学

Hグループ

広島大学
高知大学
金沢大学
滋賀大学

Iグループ

大阪公立大学
北海道教育大学
尾道市立大学
岐阜大学

Jグループ

一橋大学
名古屋市立大学
北九州市立大学
滋賀医科大学

Kグループ

横浜国立大学
静岡大学
九州工業大学
京都教育大学

Lグループ

神戸大学
電気通信大学
琉球大学
千葉大学

Mグループ

東京工業大学
鳥取大学
名古屋工業大学
兵庫教育大学

Nグループ

信州大学
愛知県立大学
山形大学
岡山大学

Oグループ

九州大学
山口東京理科大学
愛知教育大学
宇都宮大学

Pグループ

高崎経済大学
名古屋大学
東京農工大学
大阪教育大学

Qグループ

東京大学
福岡教育大学
山梨大学
京都工芸繊維大学

Rグループ

茨城大学
愛媛大学
東京海洋大学
鹿児島大学

女子団体予選リーグ(A方式)組み合わせ

Aグループ

高知工科大学
山梨大学
大分大学
奈良女子大学

Bグループ

神戸大学
新潟大学
香川大学
岐阜大学

Cグループ

北海道大学
東京都立大学
高知大学
大阪教育大学

Dグループ

大阪公立大学
愛媛大学
鳥取大学
鹿児島大学

Eグループ

岡山大学
三重大学
高崎経済大学
京都大学

Fグループ

九州大学
愛知県立大学
横浜国立大学
京都教育大学

Gグループ

広島大学
静岡大学
千葉大学
長崎大学

Hグループ

埼玉大学
東北大学
宮崎大学
和歌山大学

Iグループ

熊本大学
島根大学
名古屋大学
横浜市立大学

Jグループ

奈良教育大学
東京海洋大学
山口大学
北九州市立大学

Kグループ

名古屋市立大学
東京大学
信州大学
福岡教育大学

女子団体予選リーグ(B方式)組み合わせ

aグループ

東京工業大学
金沢大学
兵庫県立大学

bグループ

名古屋工業大学
北海道教育大学
京都工芸繊維大学

cグループ

東京農工大学
富山大学
兵庫教育大学

dグループ

大阪大学
琉球大学
愛知教育大学
東京外国語大学

文:ラリーズ編集部