2017年7月14日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の自動車大手・現代(ヒュンダイ)自動車労組がストライキを決議したことで、他の自動車メーカーの連鎖ストライキにつながるのではないかとの懸念が高まっている。

関連業界によると、14日にストライキを可決した現代自動車労組に続き、起亜(キア)自動車労組も17〜18日、全組合員を対象にストライキ賛否投票を行う。起亜車労組は先月30日に臨時代議員大会を開き、ストライキの準備として「争議発生」を決議し、今月3日、中央労働委員会(中労委)に争議調整を申請した。これを受けた中労委が13日、調整中止を決定したことにより、起亜自動車労働組合は、合法的にストライキができるようになった。賃金交渉中の起亜自動車労組は先月29日、会社側が提示した通常賃金案を受け入れることはできないとして交渉決裂を宣言していた。

韓国GM労組も中労委の調整結果いかんによって、ストライキに突入するかどうかを決定する予定だ。韓国GM労組は6〜7日、賃金交渉決裂による争議行為への賛否投票で79.49%の賛成でストライキを可決している。ルノーサムスン労組も、今年SM6(中型セダン)などの販売好調に伴う業績の改善を踏まえ、基本給15万ウォン(約1万5000円)引き上げを要求し、使用者側と交渉中だ。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「十分もらっている人たちが一番騒いでいる」「今がストライキを実施するタイミングか?」「会社がどうなろうがお構いなしなんだろうな」「労組は、本当に力のない者を一度でも助けてみよ」など、自動車労組への批判の声が多く寄せられた。

また、「もう工場を全て海外に移転した方がいいんじゃないか」とする意見もみられた。(翻訳・編集/三田)