2017年7月30日、中国メディアの人民日報が、南シナ海におけるメタンハイドレートの試験採掘が終了したと伝える記事を掲載した。

記事によると、国土資源部中国地質調査局が実施していた南シナ海でのメタンハイドレート採掘の海上作業が完了した。これは、中国発となるメタンハイドレート採掘試験が円満に終了したことを意味しているという。採掘試験を行った藍鯨I号は母港である煙台へ戻ることになる。

今回の採掘試験で、中国はメタンハイドレートの採掘量、採掘持続時間、安定性、環境安全の面で、重要な成果を収めることができ、採掘総量と採掘時間で世界記録を樹立した。7月9日14時52分までの採掘時間は60日間で、累計30万9000立方メートルを生産した。1日平均5151立法メートルを生産したことになる。メタンの含有量は最高で99.5%を超えており、647万件の試験データを得ることができた。

7月9日から18日までは、プランに従って採掘口の封鎖作業が行われた。18日以降はモニター作業に入り、その結果、周辺の地層に大きな変化はなく、海水及び大気などにメタン濃度の異常もなく、環境汚染や地質災害は確認されなかったという。(翻訳・編集/山中)