中国次世代遠洋総合科学観測船「科学号」は29日、中国科学院戦略性先導特別プロジェクト「熱帯西太平洋重要海域海洋システム物質エネルギー交換」2017年南シナ海総合観測航行段階の任務を無事完了し、補給のため深セン市に到着した。本航行段階では中国重大海洋探査設備の共同作業を実現し、さらには、異なる種類の水中ロボットの合流と相互撮影が初めて実現した。北京日報が伝えた。

本航行段階首席科学者の孫松氏によると、自律型水中ロボット「探索号」が海底で作業をするなか、科学号はさらに遠隔操作無人潜水艇「発現号」を投入し、詳細な調査と作業を行った。また、この2種類の水中ロボットの深海での合流と相互撮影を初めて実現した。

発現号は今回、南シナ海冷泉区で100匹以上のエビやイガイなど大量の生物サンプルを収集した。これにより、科学研究者は過酷な環境における生物の進化や変化、冷泉生物多様性、冷泉生物の遺伝子検査、冷泉生物と地質環境の関係などの研究を展開できる。

科学号は本航行段階終了後、深セン市で人員の交代、燃料や食物などの補給を行い、8月7日に西太平洋の海山エリアで科学観測を実施する。(提供/人民網日本語版・編集YF)