最近、北京ではモバイル決済サービスを導入する飲食店がますます増加しており、客はレジに行かなくてもテーブルの上に貼られているQRコードをスキャンして、料金を確認し、支払いを済ませ、電子版の領収書をもらうことまでできるようになっている。そしてこのプロセスすべてがセルフサービスとなっている。中国新聞網が伝えた。

これは、「口碑平台」が打ち出した飲食店の決済サービス。客はQRコードをスキャンするだけで、店の予約や割引券ゲット、注文、支払い、領収書発行などをオンラインで処理できる。

特にこのサービスを導入する店側にとってもそのプロセスが非常に簡単であることは注目すべき点だろう。専用のハードソフトを購入する必要がなく、「口碑平台」のサイトでアカウントを作成し、現有の決済システムとリンクさせて、QRコードを設置するだけで完了。導入にかかるコストはほぼ0円と言っていい。

「口碑」決済プロジェクト責任者の崔氷氏は、「ここ数日の間に、北京市の飲食店約1000店が同サービスを導入した。決済のやり方が少し変わっただけだが、飲食店にとっては大きな助けとなっている」と胸を張る。

「統計によると、QRコードを使ったサービスを導入した店では、決済に必要な時間を1回当たり平均5分間短縮できる。客1組当たりの食事の時間を60分、客単価を200元(約3300円)とすると、1カ月当たり1テーブルが2000回転の中・小規模の飲食店の場合、QRコード決済を導入することで時間を節約し、1テーブル当たり182回転増やすことができ、売り上げが3万6400元(約60万円)増えることになる」と崔氏。

北京のザリガニ料理店の■街仔仔(■は竹かんむりに艮、その下に皿)の責任者は、「客の3分の2がスマホで決済する。テーブルで決済をすることができるほか、割引サービスなどもあれば、ほとんどがこれを利用しようと思うだろう」と歓迎する。

そして、「店側も仕事が減る。システムを通してどの客が支払いを済ませたかがひと目で分かり、時間と人件費が節約できる」と話した。(提供/人民網日本語版・編集KN)