ネイチャー誌(電子版)は9日、重大な科学研究成果を掲載した。中国の遼寧省と河北省で、2種の最も原始的な、皮翼を持つ滑空哺乳類の化石「Maiopatagium furculiferum」と「Vilevolodon diplomylos」が見つかった。これらの化石は現在知られる最も古い滑空哺乳類の化石より1億1000万年も古い。北京自然博物館の孟慶金研究員、米シカゴ大学の羅哲西教授が率いるチームが発見し、論文を作成した。化石の標本は現在、北京自然博物館に保管されている。北京青年報が伝えた。

同チームは2014年、遼寧省建昌県、河北省青龍県にある今から約1億6000万年前のジュラ紀後期の地層から、上述した化石を発見した。科学者は3年をかけ、これらが最も原始的な、皮翼を持つ2種の滑空哺乳類であり、現代哺乳類の祖先類であることを確認した。どちらも哺乳動物進化系統樹の早期で分化・絶滅した、Haramiyida類の新種であり、すべての哺乳類の長い進化の歴史における最も原始的な滑空する動物だ。この新発見は早期哺乳類の進化の多様性、生態多様化の研究に重要な化石の証拠をもたらした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)