中国鉄路総公司が主導する、時速250キロの中国標準高速鉄道車両「復興号」の技術案募集報告会が25日、上海市で開かれた。これは時速250キロ版復興号の開発作業が正式に始まり、復興号ファミリーに新たなメンバーが加わることを意味する。光明日報が伝えた。

このニュースを目にした人々の多くは、復興号は先月時速350キロまでグレードアップしたばかりで、かつ安定した運行で乗客から好評を博し、乗車率が95%に達しており、時速350キロの中国標準高速鉄道車両があるのに、なぜ速度の遅い高速鉄道車両をわざわざ開発するのかと疑問に思ったに違いない。

この点について同済大学の孫章教授は、「都市によって旅客輸送の需要が異なり、速度と価格への敏感度も異なっている。京滬高速鉄道は旅客が多く、外出に費やす時間を短縮する需要があることから、加速することで乗客の移動効率を高め、移動時間を短縮し、沿線により大きな社会効果をもたらすことができる。京滬高速鉄道には加速する十分な理由があるが、中西部の多くの省・直轄市の鉄道旅客数は比較的少なく、時速250キロ版の復興号はより現地の実情に合致する」と説明した。

世界的に見ても、鉄道のコストパフォーマンスの考え方が、より多様化している。その国土面積や人口、総合的国力、政治の意向という面から、時速350キロの高速鉄道建設の要件を満たす国は少ない。中国が海外に輸出している鉄道設備の多くが、地下鉄や一般車両だ。特にアフリカ諸国では、いまだ時速100キロクラスの鉄道が一般的だ。時速250キロ版復興号の開発は、中国の高速鉄道がシリーズ化に向かい、世界に進出するための一歩となる。(提供/人民網日本語版・編集YF)