2021年6月13日、中国メディアの頭条新聞は、陝西省の美術大学で卒業作品展で発表された「お皿の自動販売機」が議論を呼んでいると報じた。

記事は、あるネットユーザーが同省の西安美術学院本科卒業展の展示作品動画をネット上に公開したところ、ネットユーザーの間で議論が起きたと紹介。この作品はまさに「お皿の自動販売機」で、備え付けられている端末を操作して購入、決済処理をするとウインドー内のお皿が1枚押し出されて取り出し口に落下するのだが、その際にパリンと音を立てて粉々に割れてしまうというもの。

動画を掲載したネットユーザーはこの作品について「現代人に対し、消費観念やショッピングの方法に対して少し考え直すべきだと訴えているようだ」と評しているという。

この「芸術作品」に対して、中国のネットユーザーは「芸術性が高い作品だ」「これは作品であって、商品ではない」「面白い。消費主義に対する反省かな。お金を払って手に入れるものは、見た目が美しくても壊れやすい『幻』のようなものなのだ」「使えないものにどれだけお金を払っているか、反省しろってことかな」といった感想を残している。

一方で「物を壊すのは良くない。もったいないじゃないか」「この芸術は犯罪だ。浪費は有罪」「何が言いたいのか、よくわからない」など、作品に対する冷ややかなコメントも一部で見られた。(翻訳・編集/川尻)