2021年8月26日、中国メディアの観察者網は、台湾の歌手が中国本土の新型コロナワクチンを称賛する歌を作ったと報じた。

台湾の歌手・黄品源(ホアン・ピンユアン)が12日に自身のフェイスブックアカウントで新曲「夢のために飛ぶ」を発表し、「新型コロナの影響で私は初めて中国本土で長い時間を過ごし、今年5月には現地で無料の新型コロナワクチン接種を受けた。この数カ月、世界的にワクチンが不足する中で中国本土のワクチンは無条件で世界のおよそ100カ国に5億本余りが提供された。数え切れないほどの生命にもたらされた境界なき大きな愛に感化され、この曲を作った」と制作の意図を説明した。

記事は同曲について、中国本土のワクチンが新型コロナウイルスの拡散を食い止め、「われわれを悲しみの岸辺から遠ざけてくれた」という感謝の思いがストレートに綴られていると紹介した。

その上で、同曲が発表されてから2週間が経過した26日に、自由時報や三立新聞網などの台湾メディアがこの件について「黄品源が中国本土ワクチンを称賛する歌を作った」「台湾製ワクチンを目の敵にしているのではないか」と報じたことを伝えている。

記事は、黄さんのフェイスブックアカウントには当初ファンからの声援と、黄さんとファンとの「心温まるやりとり」が見られていたものの、台湾メディアが報じてからは「いい歌だと思うが、これは台湾産ワクチンを目の敵にしている」「好きな歌手だったが、嫌いになった」「また人民元のためになりふり構わない芸能人が出てきて残念だ」など批判的なコメントが大量に出現するようになったと報じた。(翻訳・編集/川尻)