中国のニュースサイトの海外網は12日、米紙ワシントン・ポスト(電子版)の10日付報道を引用する形で、米国の2020年のヘイトクライム(憎悪犯罪)件数について、オハイオ州の新たな集計が追加されて8305件に増えたと報じた。これは米同時多発テロ事件があった01年以降では同年の9730件に次いで2番目の多さで、過去30年間では3番目の多さだ。

記事によると、オハイオ州は、「ヘイトクライムの最新の集計を米連邦捜査局(FBI)に送信し、20年の全国の合計が8305件に増えることになる」と明らかにした。

オハイオ州は当初、FBIへの報告で、20年のヘイトクライム件数を34件としていたが、新たな集計によると580件だった。これにより、20年の全国のヘイトクライム件数は前年比14%増となった。

オハイオ州では、黒人に対する攻撃が19年の92件から20年は129件に増加した。アジア人に対する攻撃は11件から10件へとわずかながらも減少。白人に対する攻撃は59件から104件に増加した。

米同時多発テロ事件があった01年のヘイトクライム件数は9730件。イスラム教徒およびイスラム教信仰と特定された企業に対するヘイトクライム件数は00年の28件から481件に急増した。

ヘイトクライムの件数が記録上2番目に多いのは1996年で、8759件。(翻訳・編集/柳川)