上海市内で4日から10日まで開催された第4回中国国際輸入博覧会(CIIE)では、アジアで初めて披露された最先端の医療機器も多く出展された。いずれも、医師や患者の双方に利便性をもたらす機器だ。

たとえば、多くの国で死亡率の上位に位置するがんだが、早期発見・早期診断・早期治療が極めて重要だとされる。出展された医療機器の一つが、遠隔超音波ロボットだった。端末の片方を、患者がいるへき地の小さな病院に置き、もう一つの端末を医師がいる都会の大きな病院に置く。そのことで、患者は遠く離れた場所にいる専門医に、リアルタイムで診察してもらうことができる。

4D心臓内超音波カテーテルもアジア初登場の医療機器だった。3次元の超音波画像の作成や、高周波アブレーションという手法による施術ができるので、手術時間を短縮させ、リハビリを加速することができる。

新型コロナウイルスについて予断が許されない状況にあって、医療関係者だけでなく一般人も大いに関心を持ちそうな出展品として、セルフサービスのワクチン接種装置があった。接種を受ける人が情報を確認して同意すれば、自動的に消毒や注射をしてくれる装置だ。

会場には、来場者に最新の治療をよりよく理解してもらうための交流用の特別エリアも設けられた。(提供/桜の華YouTubeチャンネル)