2021年12月1日、韓国メディア・ニュース1は、韓国内で5人からオミクロン株の陽性反応が検出されたと報じた。

記事によると、韓国の疾病管理庁中央防衛対策本部は1日の午後9時、ナイジェリアから帰国した新種コロナウイルスの感染者の韓国人夫婦とその知人ら3人の検査を行った結果、3人全員からオミクロン変異株が検出されたことを明らかにした。この他に海外渡航歴者のある韓国人2人からも陽性反応が検出されており、韓国内のオミクロン株の感染者は5人となった。

オミクロン株に感染した40代の夫婦は、11月14〜23日にナイジェリアを訪れた後、24日に帰国し25日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。また、帰国後に夫婦を自宅まで送った30代の知人男性1人と10代の息子1人が30日に陽性と判断された。今回はこのうち夫婦と知人男性の3人から先にオミクロン株が検出されたが、追加で検査を行った息子についての結果は2日に発表される予定だという。

一方、この件とは別に海外からの入国者のうち新型コロナウイルスの陽性判定を受けた人を対象に検査を進めた結果、2人の感染者が確認された。2人は50代の女性で、11月13〜22日に共にナイジェリアを訪れ、23日に帰国して24日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた。

これらのオミクロン株感染者5人のうち、40代夫婦だけがワクチンの接種を完了しており、その他は全員未接種だという。

韓国政府は今後、海外からの入国者全員に対しオミクロン株の検査を行い、陽性者が出た場合は、ワクチン接種の有無を問わず接触者全員に14日間の自主隔離を義務付ける予定とのこと。またオミクロン株の感染者については在宅治療を行わず、病院や治療センターに入院させて治療を実施する。

さらに南アフリカやナイジェリアなどの9カ国をはじめ、すべての国からの入国者の隔離措置も強化する予定で、 3日0時から16日の夜12時までの間、韓国へ入国する韓国人と外国人は全員10日間の自主隔離が必要になるという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「政府は海外に渡航し感染した5人について責任を追及すべき」「このご時世に夫婦で海外渡航とは…アフリカに追放すればいい」「お金と時間のある金持ちだけが海外旅行をし、貧しい庶民が被害を受けて死ぬ」「この夫婦は宣教活動でアフリカに行ったと聞いたけど、韓国ではキリスト教徒が感染を広めてる」などと感染者を非難する声や、「なぜ3日から?今すぐに始めるべき」「空港で感染者を確保できないなんて、政府の入国管理が甘すぎる」などと政府を批判する意見が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山)