2022年4月20日、中国・環球網は、香川県の高松琴平電気鉄道(ことでん)がウクライナ国旗を同じ色にラッピングした列車を運行したことが、日本のネット上で物議を醸したことを報じた。

記事は、同社がウクライナ国旗の色にラッピングした車両2両を19日より同県高松市内で運行し始めたと紹介。車体には「あなた方とともにある」「人々の命を守るために働くウクライナの鉄道従事者へ」という英語メッセージも記載されていると伝えた。

その上で、同社が18日にツイッターアカウントで運行を予告したところ、ネット上で議論が巻き起こったとし、同社の行動に支持や感謝の気持ちを示すコメンが寄せられる一方で、「申し訳ないが、これはちょっと意味がわからない」「この違和感はなんだ」「偏った報道に踊らされている」「多数派に便乗し、自分が自分の判断で良い行いをしていると勘違いして、集団催眠状態となって暴走する。この問題は状況をよく観察し冷静に対処しないと日本全体を危険にさらしかねない」などの批判の声も出ていると紹介した。

そして、ネット上での議論に対して同社のツイッターアカウントが18日夜、「公共交通が政治的なメッセージを出しているという批判も一部から受けている」とした上で、「鉄道事業者としては非戦闘員であるウクライナの鉄道事業従事者が、戦火の中で運行を続け、攻撃を受け多数死亡している事実を目の前にして、彼らへの連帯を示すことが過度に政治的だとは考えません」と説明したことを紹介している。

記事は、同社の説明に対してさらに批判的なコメントが寄せられており、同社のツイッターアカウントが20日に改めて「お怒りのメッセージをいろいろと頂いております。特にここでは議論しませんが、ご意見は社内で参考にいたします」と反応したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)