2022年7月22日、江蘇省南京市の寺で戦犯とされる日本人4人の位牌(いはい)が奉納されていた問題について、中国軍機関紙・解放軍報が「恥であり悪であり、恨むべき行為」と激しく非難した。

中国メディアによれば、あるネットユーザーがこのほど、南京市玄武区九華山公園にある玄奘寺で「南京大虐殺」を主導したとされる日本の戦犯4人の位牌が奉納されたいう。奉納されたのは「南京大虐殺の主犯である田中軍吉、南京大虐殺の主要な責任者の1人でA級戦犯の松井石根、B級戦犯の谷寿夫、そして南京で殺人競争の大罪を冒したC級戦犯の野田毅」の位牌とされ、奉納者は「呉啊萍」なる人物だと伝えられている。

解放軍報は22日、南京市が専門グループを立ち上げてこの問題について調査を実施することを発表したと伝えるとともに「良識ある全ての人が、南京で日本の侵略者に行われた罪に憤りを抱いている。時間の経過とともにその痕跡は消えていくが、民族が受けた傷を永遠に消し去ることはできない。戦犯を寺に祭るというのは恐ろしい行為であり、きっと何らかの悪い魂胆があるはずだ」とした。

そして「中国を侵略した日本軍の戦犯は中国人にとって永遠の敵であるばかりか、人類全体にとっての敵である。その位牌を納めて招魂するとは恥ずべき不快な行為であり、恨むべきものである」と強く非難した上で、「歴史を振り返れば、民族感情のボトムラインを破った卑劣な者は必ず唾棄を受けることになる。当事者には法に基づき厳罰を与えよ。歴史に背く一切の行為は、断固として容認しない」と述べた。(翻訳・編集/川尻)