中国メディアの毎日経済新聞は26日、「韓国が中国の『学歴工場』に?」との見出しを打ち、中国河北省にある大学の邢台学院が「速成博士」を大量採用した疑いが浮上していると報じた。

記事によると、邢台学院は今年2月、2021年の公募による教員採用候補者のリストを公表した。名前が載っている13人全員が韓国の大学の博士課程修了者で、同学院の教員だった人物も含まれている可能性があるという。

13人のうち7人が韓国の又石大学、5人が全州大学、1人が圓光大学の博士課程をそれぞれ修了し、専攻は1人が文化管理、1人が工商管理、2人が中国学、3人が風景園林建築工程、6人が教育学。

インターネット上では、中国遼寧省にある瀋陽建築大学の公式ホームページに掲載された又石大学の博士課程募集要項が拡散している。それによると、博士課程は2年半制で、計5学期あり、各学期は冬休みと夏休みの期間の2カ月間。講義は中国語と韓国語で行われ、入学に際して試験はなく、韓国語のレベルも問われず、専門コースを修了し、論文と口頭試問に合格すれば、博士研究生学位証明書を取得できるという。

中国の大学で「速成博士」を大量採用する動きがあることについて、湖南省にある邵陽学院の関係者はメディアの取材に応じ、「教員陣の博士学歴の割合を増やすのに役立つためやむを得ずそうしている。今後の大学への昇格や碩士点(修士学位授与機関)の申請の助けにもなる」と話している。(翻訳・編集/柳川)