2022年8月8日、韓国メディア・アジア経済は「韓国ドラマ人気が影響し、日本国内で韓国焼酎の販売量が急増している」と伝えた。

記事は朝日新聞の報道を引用したもので、韓国焼酎大手・真露「チャミスル」は18年に比べ販売量が10倍以上増加するという「異常値」が3年間続いており、釜山を中心に販売されている焼酎「ジョウンデー」も日本での輸入販売数が19年の120万本から20年は150万本、昨年は400万本まで増えたという。「ジョウンデー」を輸入販売するジェイ・ケイの関係者は「営業をしなくても販売がどんどん増えていった」「20年の春に初めて沖縄の大型小売店と契約し、その後、日本全域のスーパーやコンビニから注文が入ってきた」と話している。

記事によると、両社とも韓国焼酎の販売量増加理由は韓国ドラマのヒットだと見ているという。新型コロナウイルスの流行以後、在宅勤務が広がり、Netflixで「愛の不時着」や「梨泰院クラス」など韓国ドラマが流行した。映画監督の是枝裕和氏がIU(イ・ジウン)を自身の作品にキャスティングするほどハマったというドラマ「マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜」にも、焼酎を飲むシーンがほぼ毎回登場する。

朝日新聞は「緑色の小さな瓶の焼酎は人生の悲哀と愛憎を表すシーンの名助演」だと評しているという。ドラマを介した焼酎人気は特に若者層に広がっており、昨年はSNS上でチャミスルを紅茶で割って飲むのが流行したとも伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「いい現象だね。たくさん飲んでください」「東京のほとんどのコンビニでビビンバや韓国のヤンニョム、焼酎を売ってるよ。韓流最高」「マッコリもよく売れてるらしいね」「日韓は互いに憎らしいけど引かれる『愛憎の関係』なのかな」「昔は大人たちが日本に行くと象印の炊飯器とかあれこれ買ってきていた時代があったよね(笑)」「政治的問題があっても、不買運動なんかはしない。そういうところは学ぶべきだ」「韓国では日本酒、アサヒビール、サッポロビールが飛ぶように売れてるのに?」「中国がまた『焼酎は中国の伝統酒』と言い出すだろう」などの声が寄せられている。

また、「アルコールに水を入れて甘味料を少し加えただけの韓国焼酎がおいしいわけがない。安いからって飲んでたら習慣になっただけだよ。貧しかった時代に政治的に作られたものの一つだ」「日本酒は飲めばどれほど高級なものかよく分かる。二度と焼酎なんて飲みたくなくなるよ。エタノールと水と甘味料を混ぜたものを外国に売るなんて、恥ずかしいことだ」「日本には穀物を発酵させて蒸留した本物の焼酎があるのに、チャミスルみたいな形ばかりの焼酎を選ぶなんて、笑えるね。文化の力の大きさがよく分かる」「日本酒は米から作っていて何というか『飲む理由』があるけど、焼酎は石油を飲んでるようなものだ」「日本人があれを本当においしいから飲んでると思う?。ただドラマや映画に出てくるから好奇心で飲んでみてるだけだよ」など、韓国焼酎に対する否定的なコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)