2022年9月12日、韓国・JTBCは「世界最高の名門大学、米ハーバード大学で使われている教材の韓国に関する内容が歪曲(わいきょく)されている」と報じた。

記事によると、ハーバード大学経営大学院の必修科目で使われている教材を分析したところ、日本植民地時代に関する説明に「日本は1910年に韓国を武力で合併した」との記述があった。記事は「植民地という表現の代わりに併合や統合という単語が使われている」とし、「これは日本政府の立場に近い」と指摘している。

また慰安婦問題や徴用工問題についての記述はなく、「韓国はその(植民地)期間に産業化し、交通や電力インフラも改善し、教育、行政、金融システムも現代化した」「1965年に締結された日韓請求権協定で問題は全て解決された」と強調しているという。これについて記事は「日本の支配のおかげで韓国が発展したという植民地近代化論に偏った内容」「18年に強制徴用被害者側の勝訴を宣告した韓国大法院(最高裁に相当)の判決を批判するもので、これも日本側の立場が反映されている」などと批判している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本から一体いくらもらったのか」「オックスフォード大学で『英国のおかげで米国は発展した』と教えていたらどんな気分?」「それなら『米国が覇権国家になれたのは日本の真珠湾攻撃のおかげ』と教えるべきだ」など怒りの声が続出している。

一方で「日本のおかげで発展したのは事実」「韓国にとっては不都合な事実だけど間違いではない」「ハーバード大学を批判できない。韓国にも『日本統治下で韓国は発展した』と堂々と主張する人がたくさんいるから」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)