中国紙・環球時報は8日、「英語VS中国語、勝つのはどっち?」と題した英ウェブサイト「THIS IS LOCAL LONDON」の記事を紹介した。

記事は、2022年現在、世界では英語を第1または第2言語とする人が最も多く、それに続くのが中国語だと説明した上で、英国で中国語の普及が急速に進んでいる現状について伝えた。

まず、中国について「過去数十年にわたり巨大な製造力、持続的に発展する経済、国際社会の中国文化への関心などによって、その影響力はますますポピュラーなものになっている」とした。

その上で、今年10月7日にロンドンのチャイナタウンで「漢語橋」の中国語スピーチコンテストが行われたことに言及。「英国の100の小中学校から500人近くが参加し、授賞式では両国のパートナーシップを祝して『漢語橋クラブ』の設立が発表された」と伝え、キングスフォード・コミュニティー・スクール学長のJoan Deslandes氏が「中国は多くの発展の中心にある」と語ったことを紹介した。

記事は、「中国は世界の工場と呼ばれる世界的な超大国だ。今後10年間は経済が指数関数的に成長し、米国など西側諸国を上回ると予想されており、英国はすでにそれに気づいている」と指摘。16 年にブリティッシュ・カウンシルおよびUCL 教育研究所が協力して、21年までに5000人以上の生徒が中国語を話せるようになることを目指した「マンダリン・エクセレンス・プログラム(MEP)」が開始され、このパートナーシップがさらに3年間延長されたことを伝えた。

また、英国内でも多くの学校で中国語が必修化されているとし、22年10月現在で79校に中国語コースが提供されているとした。そして、こうした英中の関係は「互恵的である」とし、「16年には英国の大学を卒業した60万人近い中国人留学生が帰国した。中国はソフトパワーの超大国である英国という貿易相手国を重視しており、それは英国が中国にとって第2の研究開発パートナーであることからも明らかだ」と述べた。

記事は、「こうした互恵関係は、どちらの言語がより良いかの競争ではなく、将来の職業に優位性を提供し、英中両国の学生に有用な言語スキルを提供し、知的発展を促すものである」と論じている。(翻訳・編集/北田)