中国北京在住の張輝(ジャン・フイ/Maoxi)が、北京の秋を写真と文章で紹介する。

中国の作家・老舎氏はかつて、天国がどんな様子かは知らないが自分の経験から判断すると北平(北京の旧称)の秋はまさしく天国だと語った。作家・郁達夫氏は、この北国の秋をとどめられるなら命の一部を差し出すとの思いをつづっている。

秋が訪れると北京は文人墨客が描いた「人の世の天国」北平に変わる。暑くも寒くもなく、青い空が高く広がり、香山の紅葉は火のように赤く、600年の歴史を持つ紫禁城では黄色の葉が舞う。胡同にあるイチョウは葉が落ちるのを待ち、まだら模様の長城は秋色の中にそびえ立つ。

秋の暖かな陽光がこの1000年の古城に降り注ぐ時、都市全体が高級な暖色のフィルターに覆われる。かつての優雅な姿に戻ったようで、どの角度からも時の移ろいの美が見える。(翻訳・編集/野谷)

●張輝(ジャン・フイ/Maoxi)

撮影愛好家、デザイナー。中国・中央美術学院で芸術デザインを専攻。北京在住。趣味は撮影、絵画、音楽、旅行。レンズで美しい瞬間を記録したいと願っている。

北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




北京の秋




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