中国メディアの観察者網は24日、「最低賃金961円、日本はまだ中国人バイトを引き付けられるのか」と題する文章を掲載した。

文章は、「日本に行ってアルバイトをすれば中国国内より多くの収入を得られる」という声が中国で聞かれることを紹介し、2022年度の日本の最低賃金(時給)の全国平均は961円だと説明。「人民元なら約48元。単純に換算すると日本での収入は高そうに見える。景気低迷や労働力資源の不足を考えると、日本のアルバイト不足は拡大する一方だ。だが、海外での出稼ぎには予想もできない内幕がある。本当に出稼ぎを希望しているとしてもよく考えてから決めるべきだ」と述べ、日本の最も代表的なアルバイトとしてコンビニエンスストアの店員を挙げた。

文章は「以前、コンビニでは多くの中国人がバイトをしていたが、現在の中心は東南アジア出身者に変わりつつある。中国人スタッフが減ったのは他の国のスタッフが増えたからだけではなく、それと同時に仕事がとても繁雑で1人で店内の全ての作業に対応しなければならないからだ」などと伝えた他、「より重要なのは、夜勤には少し上乗せされるが多くの場合においてその地の最低賃金で計算されること」と言及。「東京の現在の最低賃金は約1000円だ」として、「1日8時間、月に22日働いた場合、収入は東京での基本的な生活支出を満たすとだけ言える」と指摘した。

文章は他の仕事や日本語力の必要性についても触れた上で、「しっかりとした覚悟と心の準備があってこそ、より良い未来が得られる」と説いている。(翻訳・編集/野谷)