日本と同じくワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で大いに盛り上がった台湾。台中で開催された1次ラウンドでは皆が一丸となって声援を送っていたが惜しくも敗退。その後は自分の国のように日本を応援する声が多く聞こえた。日本の野球は台湾でも人気で、特にスター選手の名前は多くの台湾人の間で知れ渡っている。

徐々に夏日のような暑さを感じ始めるようになった台湾。春休みシーズンということで、日本からの旅行客も増え始めているようだ。今回も人気店の本当においしいメニューを紹介すべく、「店員さんのお勧めシリーズ」を掲載しよう。

今回ご紹介するのは台北にある杭州小籠湯包。人気の観光スポット・中正紀念堂のすぐ近くにあるということで、観光がてら立ち寄って小籠包を楽しんだという人も多いのではないだろうか。


中正紀念堂は台北旅行の王道スポットだ

現在は多くの観光客が集まる小籠包レストランとして杭州南路に店舗を構えているが、始まりは屋台のような小さな店からだった。当時から地元民の間で「おいしい小籠包の店」として口コミで広まり、食事時にはいつも満席状態の人気ぶりだった。

杭州小籠湯包のスタッフがお勧めするメニューをご紹介しよう。


小籠湯包

やはり人気No.1はこちら。皮の薄さが人気の小籠包は一口食べるとあっさりとコクのあるスープが溢れ出す。店を訪れたら必ず注文したい一品だ。


菜肉蒸餃 (ニラ入り蒸し餃子)

ジューシーな豚肉とニラがたっぷり詰まった蒸し餃子。プリプリの皮との相性が抜群。こちらも必食だ。


角瓜蝦仁湯包(エビとヘチマの小籠包)

ヘチマとむきエビが入ったあっさりとした味わいの小籠包。エビの旨味たっぷりのスープが溢れ出す。


三鮮鍋貼(3種の具入りパリパリ餃子)

ニラ、エビ、豚肉の餡が入ったパリパリ食感がおいしい餃子。食べ始めると箸が止まらなくなるというほどのおいしさだ。


豆沙鍋餅 (あずき入り中華スイーツ)

薄く引き伸ばした皮の中にはこし餡がたっぷり。パリパリに焼き上げた食後のスイーツにぴったりな一品。

昼食時や夕食時には満席になるほどの人気店。台湾旅行の際はぜひお勧めだ。(提供/フライメディア)