別の人気小説からの盗作を認めたドラマ「楚喬伝〜いばらに咲く花〜」原作小説の作家が、SNS上での謝罪文の掲載をスタート。ドラマのファンの間からは、続編の制作がなくなるのではないかと危ぶむ声も上がっている。

女優チャオ・リーイン(趙麗穎)主演のドラマ「楚喬伝〜いばらに咲く花〜」の原作小説について、別の小説「斛珠夫人」からの盗作疑惑が持ち上がったのは、ドラマが放送された2017年のこと。現在、「斛珠夫人」は女優ヤン・ミー(楊冪)主演でドラマを撮影中だが、盗作の有無を争う裁判の第2審でこのほど、1審に続いて原告の訴えを認め、「楚喬伝」原作小説の出版停止および、被告に対して10日間の謝罪文の公表と損害賠償金の支払いを命じた。

「楚喬伝」の原作小説の作家・瀟湘冬兒氏は15日、中国版ツイッター上で「斛珠夫人」の原作者と読者、ドラマ視聴者に対して「不愉快な思いをさせてしまった」と謝罪文を掲載。現在、「楚喬伝」の続編が制作準備中だが、このプランが消滅するのではないかとファンの間では危ぶむ声も上がっている。

中国で人気ドラマの原作小説に盗作疑惑が持ち上がることが近年、相次いで発生している。話題になったものでは、11年に社会現象化した人気ドラマ「宮廷の諍(いさか)い女」の原作小説について、「斛珠夫人」を含む約10作品の小説、および古典文学からの盗作が明るみに。同じ原作者で、18年にヒットしたドラマ「如懿伝(にょいでん)〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」の原作小説では、人気作家・匪我思存氏の作品からの盗作疑惑が持ち上がって注目された。(Mathilda)