今月11日から中国で公開されるディズニー映画「ムーラン」だが、事前に予想されていたとおり、ネット上ではすでに海賊版が出回っており、高画質のものまで登場している。

1998年のアニメ映画を実写化した「ムーラン」はもともと、今年3月に全米公開の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって4回も延期を発表したのち、ネット配信に切り替えることに。今月4日から「Disney+」でプレミア配信をスタートしている。

中国では今月11日に封切りを迎えるが、当初の予想どおりネット上では4日以降、非正規の海賊版が出現。過去によく見られたような映画館で盗撮した不鮮明な画像とは違い、中にはHD1080Pの高画質な動画までもがダウンロード可能となっている。

「ムーラン」については米メディアの報道や映画評論家の反応は良好で、映画レビューサイト「ロッテントマト」のトマトメーターでは80%の高評価を獲得。インターネット・ムービー・データベース (IMDb)でも評価した約1万5000人のユーザーのうち、2600人余りが最高の10点を与えており、多くがアクションシーンの躍動感を称賛している。

中国では海賊版の影響もあり、上映前から映画情報サイト大手・豆瓣(douban)ではすでに6万人近いユーザーが点数をつけているが、トータルで4.7点と評価は低く、二つ星をつけたユーザーが全体の36.9%と最も多くなっている。

ユーザーの評価には「私が見たいムーランではない」「見る価値のない映画」などといった酷評が多く書き込まれているが、中には「不正に視聴しておいて作品を批判するのはおかしい」と反発する声も寄せられている。(Mathilda)