サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア2次予選、中国代表とグアム代表の試合後に、中国サポーターがスタンドのごみを集める様子が見られた。ただ、中国のネットユーザーからは「称賛」以外の声も上がっている。

30日に中国・蘇州オリンピックスタジアムで行われたこの試合、中国はスペインでプレーする武磊(ウー・レイ)の2ゴールなどにより7-0で大勝。5試合を終えて勝ち点10となり、シリア(同15)に続く2位につけている。

スコアもさることながら、注目を集めたのは試合後のスタンドの光景だった。中国のポータルサイト・新浪のサッカーチャンネル「中国足球報道」は「中国サポーターが自発的にごみを掃除」とのワードにハッシュタグを付け、「蘇州オリンピックスタジアムに来た中国サポーターたちが、試合後に自ら観客席のごみを掃除していた(GOOD)」として、現場で撮影された動画を投稿。動画には中国代表のユニフォームを着た人々が、紙テープやペットボトルなどを拾う様子が映っている。

この光景に、中国のネットユーザーからは「素晴らしい」「これこそサポーターのあるべき姿」「思わず感嘆した。われわれは試合に勝利し、マナーでも勝利した!」「サポーターたちには愛があるな」など称賛の声が寄せられた。

一方で、「そのごみ、自分たちが出したんでしょ?」「自分たちが捨てたものを自分たちで拾うって、そこまで称賛することか?」「ごみは外国人サポーターが捨てたものなのか?。もしごみ拾い自体が褒められる行為というなら、最も褒められるべきは清掃員」との声や、「今日は(大勝して)気分が良かったから」「(中国が)大負けしても同じことができるかな?」「現場でカメラを向けられたら拾わないわけにいかないよな(笑)」との声も。

また、映像には靴のまま座席の上に立っている人も映っており「モラルが本当に高いな。椅子を土足で踏みつけるとは」と皮肉るコメントも書き込まれている。(翻訳・編集/北田)