2021年7月29日、韓国メディア・JTBCは、「日本も『衝撃』だった韓国人選手、誰も生中継を見られなかった」と題する記事を公開した。

韓国の許グァン熙(ホ・グァンフイ)は28日、東京五輪のバドミントン男子シングルスで桃田賢斗と対戦。世界ランキング1位で金メダルの有力候補とされていた桃田を2-0で下した。

しかし韓国内では、この試合をリアルタイムのテレビ放送で見ることはできなかったという。インターネットでの中継は行われていたものの、同じ時間にテレビの地上波では他の競技が放映されており、3つのスポーツチャンネルでは、すべて日本とフランスのサッカーの試合が中継されていたとのこと。

そのため、翌日になってようやくテレビでハイライト映像が流れたが、視聴者からはリアルタイムで見られなかったことを残念がる声が続出したという。記事は、「こんなにすごい試合をどのテレビ局も中継しなかったなんて残念」「注目されていない試合にも目を向ける必要がある」「可能な限り多くの種目を満遍なく見せてほしい」といった意見を紹介している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも、「バドミントンはそれほど不人気の競技でもないのに…なぜわざわざ日本とフランスのサッカーの試合を?」「KBSは受信料も徴収してるんだから、もっと幅広い種目を放送してほしい」「スター選手や話題の競技ばかり放送しないで」「昔はフェンシングも不人気種目だった。関心や応援が寄せられてこそ成長する」など、不満の声が相次いでいる。

また、「僕も見たけどすごく頑張ってたよ。許選手、ファイト!」「許選手は素晴らしい!次の試合も良い結果を期待してます」など、許を応援する声も見られた。

試合に勝利した許は、「桃田選手は世界ランキング1位で、私ははるかに順位が低い」とし、「1セットは取りたいという思いで臨んだが、うまくいった」とコメント。また、「私は挑戦者の立場で戦ったので桃田選手に比べれば失うものがなく、『だめでもともと』くらいの気持ちで挑んだのがよかった」と語ったという。(翻訳・編集/丸山)