東京五輪の卓球女子でシングルスの銀メダルと団体の金メダルを獲得した中国の孫穎莎(スン・インシャー、20)は、父方の祖母が亡くなったことを帰国後に知らされたという。

孫は、シングルス準決勝と団体決勝の第2試合で、同い年の日本のエース、伊藤美誠を寄せ付けない圧倒的な強さを見せた。

中国河北省衡水市の地元紙、衡水日報によると、孫の祖母は同市故城県の自宅で3カ月余り前に亡くなった。孫の父親は、五輪に集中してほしいとの思いから、孫が帰国するまで告げなかったという。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)でこれを伝える記事のコメント欄には、中国のネットユーザーから「おばあさんはきっと天国から莎莎(孫穎莎の愛称)の活躍を楽しんだことでしょう」「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず。とてもつらい立場ですね」「莎莎が悲しみを乗り越えられますように」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/柳川)