卓球界のレジェンドで「大魔王」とも呼ばれた鄧亜萍(デン・ヤーピン)さんが、伊藤美誠のプレースタイルを「自分と似ている」と評した。

鄧さんはこのほど出演したトーク番組の中で伊藤について「変化、特にサーブの時の変化が多い。われわれのサーブと違ってモーションがやや大きい。そして彼女はスピードが速い。それが彼女の特徴です。強い球を打ちます。全体的なプレースタイルとしては私によく似ています」と発言。すると司会者から「それは言い過ぎじゃないですか。それはややご自分を下げすぎでしょう」との指摘が入った。

鄧さんは「彼女は、全体的な実力はそれほど重厚ではありません。変化やスピード、強打、強気の姿勢によって相手にプレッシャーをかけるのです。ですが、(台の)後ろの方に打って(距離を取って)、彼女のスピードや強打に慣れて実力勝負になれば、私たちは必ず優位に立ちます」とし、「本当の実力が出るのは後ろでの戦いです。そこは私たちの方が強い」と語った。

鄧さんは1973年2月5日生まれの48歳。1992年のバルセロナ五輪、1996年のアトランタ五輪の女子シングルス、女子ダブルスでいずれも金メダルを獲得するなど、主要大会で19回の優勝を誇る。五輪、世界選手権、ワールドカップの3大大会シングルスで優勝する「大満貫(グランドスラム)」を達成した一人。(翻訳・編集/北田)