2021年9月28日、韓国・アジア経済によると、韓国公共放送局KBSのアナウンサーがアーチェリー世界選手権の実況中継中、選手に向かって「最悪だ」など不適切な発言をして物議を醸している。

記事によると、KBSの視聴者掲示板に27日、米サウスダコタ州ヤンクトンで行われたリカーブ女子個人戦で実況中継を担当したイ・ギホアナウンサーに謝罪を求める請願が書き込まれた。

請願は、実況中にイアナウンサーが選手のアン・サンとチャン・ミンヒを呼び捨てにしたこと、7、8点を出した選手に対し「最悪だ」「何だこれは」などの言葉で批判したことを問題視。「選手に対して失礼すぎる。解説をする資格がない」と指摘し、「選手と、発言を不快に思った視聴者に謝罪してほしい」と求めている。

韓国のアーチェリー代表は最近、出演したテレビ番組で「8点を出したとしても、『大丈夫』『人間味がある』などと前向きな解説をしてほしい」と求めていたという。

KBSの視聴者請願は、投稿から30日以内に1000人以上の同意を得れば責任者から何らかの回答が得られることになっている。この請願は28日時点ですでに3000人を超えているという。

韓国ではスポーツ実況をする解説者の発言がたびたび問題になっている。7月に行われた東京五輪の男子柔道でも、MBCのキャスターが銅メダルを獲得した選手に向かって「私たちが望んだ色のメダルではない」と述べ、波紋を呼んだ。この時はMBC社長が「軽率な放送、配慮に欠ける放送により傷ついた国民や視聴者の皆さまに申し訳ない」と謝罪する事態にまでなったという。

このニュースを見た韓国のネットユーザーからは「その解説こそが最悪」「0点の解説」「選手への配慮が全く感じられない。自分の解説が『最悪だ』と批判されたら怒るくせに」「選手はロボットじゃない。毎回高得点が出せるわけない」「選手を心から応援する家族や友人が見ていたらどんな気持ちになるだろうか。こんな低レベルな発言をするなんて衝撃的。失望した」など厳しい声が続出している。(翻訳・編集/堂本)