フランス国営系メディアRFIによると、9月に中国・浙江省杭州市で開催される予定の2022年アジア競技大会が、延期される可能性が出て来た。大会組織委員会メンバーが氏名を伏せることを条件に語ったという。

新型コロナウイルス感染症が発生した後も、中国では国際的なスポーツ競技会が数多く実施されてきた。典型的な例が、選手や関係者を「クローズドループ」方式で管理して2月に開催された北京冬季五輪だ。

杭州アジア大会が延期されるとすればその最大の原因は、近隣の上海市で新型コロナウイルスの感染拡大の深刻な状態が続いていることだ。

ただし、延期の可能性に言及した組織委員会メンバーも、大会組織委員会としては正式決定していないと述べたという。

杭州アジア大会の中国側主催者は4月になり、会場56カ所の建設が全て完了したと発表した。同時に、北京冬季五輪大会をモデルにした感染症対策の計画を今後発表すると表明していた。また中国中央電視台(中国中央テレビ)は、杭州アジア大会センターの公式スタッフである盧春江氏の話として、「施設の最終的な調整と改良を行っている」と伝えた。(翻訳・編集/如月隼人)