中国共産党湖北省規律検査委員会と湖北省監察委員会は26日、サッカー元中国代表選手で昨年まで代表監督を務めた李鉄(リー・ティエ)氏(45)が重大な法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。

中国メディアによると、李氏は今月上旬、中国サッカー協会が主催するプロコーチの再教育訓練に参加するため、遼寧省瀋陽市から車を運転して同省大連市を訪れ、突然連行されたという。

かつて監督を務めていた武漢卓爾(現:武漢長江)によって告発されたとの情報もあるようだが、李氏が具体的にどの法律に違反した疑いが持たれているかは不明だ。

今月中旬には中国のスポーツメディアが、オーストラリア在住のスポーツ番組キャスターの微博(ウェイボー)への投稿を引用する形で、李氏が関係当局に連行され調査を受けていると報じていた。

李氏は現役時代、中国代表の中心選手として2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会に出場し、イングランド・プレミアリーグのエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどでもプレー。引退後は、中国リーグの広州恒大や中国代表でアシスタントコーチを務め、中国代表を率いていたマルチェロ・リッピ監督が辞任すると暫定監督として指揮を執り、20年1月に監督に就任。W杯カタール大会のアジア最終予選途中の21年12月に辞任した。(翻訳・編集/柳川)