東京・国立競技場で行われた米インテル・マイアミとヴィッセル神戸の試合のスタンドの状況が、中国SNSで話題になっている。

7日に行われた試合は、リオネル・メッシやルイス・スアレスなどスター選手を生で見られると注目を集めたが、収容人数約6万8000人のところ公式入場者数は2万8614人と空席が目立つ結果となった。なお、負傷で出場が危ぶまれたメッシは後半途中から出場し、およそ30分間プレーした。

メッシはこれに先立ち4日に香港で行われた香港選抜との試合に出場せず、香港さらには中国本土で大きな批判が巻き起こっていた。7日から8日にかけて中国のSNS・微博(ウェイボー)ではメッシ関連のワードが相次いでトレンド入りし、「日本で試合に出たらファンをやめる」など強硬な姿勢を示す投稿も目立った。

そうした中で行われた7日の試合、メッシの出場もさることながらスタンドの「寂しい状況」も微博で注目を集めることに。「日本のスタジアム入場率」がトレンド上位に入り、中国メディアの鳳凰網体育は「メッシの日本での試合の入場率は50%にも満たなかった?」と疑問の表情を浮かべる絵文字を付けて伝えた。

中国のネットユーザーからは「これぞ最大の皮肉」「入場率は半分以下で、さらに観客の半分は地元チームのサポーターでしょ?」「日本サッカーのレベルは高いからな。メッシにこびへつらう必要はないんだ」「メッシを『王』とあがめているのは中国だけか」「そう。われわれは日本人に嘲笑されている」「日本人もメッシのけががこんなに早く治るとは思っていなかったのだろう」といったコメントが寄せられた。

また、メッシへの批判の声も多く、最も共感を集めたコメントは「日本もあなたにそれほど注目してないようだぞ、メッシ。日本市場を大事にして、今後われわれの土地には二度と現れないでくれ」だった。ほかにも、「超満員の香港では試合に出ず、入場率が低い日本では“医学の奇跡”で出場…全く理解できない」「たとえ観客がゼロでもメッシはプレーしただろう。なにせ、そこはヤツの故郷だからな」「国内にはひざまずくやつが多すぎる。メッシの微博での釈明のコメント欄には何かと理由を探してひざまずく(擁護する)やつばかり。恥辱だ」などのコメントが並んだ。(翻訳・編集/北田)