2017年5月2日、中国メディア・騰訊(テンセント)は日本メディアの報道を引用し、日本の中学教諭の約6割が過労死ラインにいると伝えた。

文部科学省が最近公表したデータによると、2016年の中学校教諭の1週間の平均労働時間は63時間18分で、10年前と比べて5時間12分増加した。このうち、6割近くの教員の毎週の残業時間は20時間以上で、過労死ラインを超えているという。

この調査は、06年から始まったもので、最新版は16年10月から11月にかけて、全国800の公立の小中学校教諭に対して調査を行い、小学校397校の8951人、中学校399校の1万687人から回答を得た。

その結果、中学校教諭の1日の平均労働時間は11時間32分で、週末は3時間22分だった。週末の部活動やクラブ活動の時間は2時間10分となった。日本では、過労死ラインを月80時間の残業としているが、すでに57.7%の教諭の週の労働時間が60時間を超えており、8.5%の教諭は80時間を超えていた。これは、過労死ラインの2倍に相当するという。

記事はこうした実態に対して日本のネットユーザーから「かわいそうすぎる」「ますます中学教師になりたいという人が減るな」「日本の教育は終わった」などのコメントが寄せられていると伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「中国の中学や高校の教諭は日本の教諭よりずっと大変」「中国の残業の状況は日本より厳しい。でも中国人は神経が太いから耐えられる」などのコメントが寄せられ、中国の教諭も厳しい労働環境であることがうかがえる。

また、「1日に11時間労働で過労死?朝8時から夜7時までだろ?この基準は低すぎないか?残業代が出るなら俺は喜んで残業するぞ」という意見もあった。(翻訳・編集/山中)