2017年7月24日、韓国・ニューシスによると、韓国を訪れた外国人観光客が5月に続き6月も100万人に達しなかったことが分かった。

韓国観光公社が24日公表した「6月の韓国観光統計」によると、6月に訪韓した外国人観光客は99万1802人で、前年同月(155万4413人)に比べ36.2%減少、5月に続き2カ月連続で100万人を下回った。これで今年上半期(1〜6月)累計の訪韓観光客は675万2005人となり、前年同期(810万9847人)比で16.7%減少した。

5月の訪韓外国人客は、在韓米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)配備への報復として中国政府が下したとされる「禁韓令」の影響に加え、北朝鮮の核・ミサイル実験などによる安全保障への不安が重なり、前年同月比34.5%減の97万7889人、中東呼吸器症候群(MERS)の騒動以降1年10カ月ぶりに最低水準を記録していた。

6月の訪韓客の国・地域別統計では、中国人の減少幅が前月までよりさらに広がり前年同月比66.4%減の25万4930人、日本も16万7785人と、前年同月(18万192人)比で6.9%減少した。

中国、日本以下、訪韓客の多い順に前年同月からの減少幅をみると、米国2.6%、台湾11.1%、香港6.2%と軒並み減少している。またフィリピン(29.3%減)、インドネシア(26.8%減)、インド(48.7%減)などアジア各国からの減少も目立ち、ベトナム(28.8%増)、マレーシア(15.5%増)と増加した国もあったものの、アジア全体での訪韓客は前年同月比41.8%減少となった。

こうした中、反対に韓国国民の海外旅行者の増加傾向は続いており、6月に出国した海外旅行者は前年同月比18.0%増の209万8126人を記録、上半期の累計海外旅行客は1262万人を超え、前年同期比18.7%増となった。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「あなたが外国人だったら、韓国に来たいか?」「どう考えても韓国は観光に来る国じゃない」「見るべき場所もないのに誰が来る?」「韓国はぼったくりが多いから、観光客も敬遠するだろう」「景福宮(キョンボックン。ソウルにある李朝時代の正宮)くらいしか見る所がないしね」「魅力のない韓国だから…」など、外国人観光客が減少していることに納得する意見が多く寄せられた。

また、「日本は東京、大阪、九州、至る所に観光地がある。それに引き換え韓国はソウルぐらいしか行く所がない」「日本に1回だけ行ったことがあるけど、街はきれいだし、人は親切だし、昔の情緒もちゃんと残っている。こんな国が隣にあるのに、韓国に来るか?」など、日本と韓国を比較したコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)