2017年7月24日、米華字メディア・多維新聞によると、北京には人間らしい生活がないと指摘した文章がネット上に掲載され、大きな反響を呼んだ。

話題になったのは「北京では2000万人が生活を装っている」と題した文章で、北京はもはや一般人の都市ではなく、ごく少数のエリートや大金持ちのものになっており、人情味はなく、ただ腫瘍のように膨れ上がっていると指摘している。

大きな反響を呼んだ背景には、若い世代を中心に多くの人が抱く気持ちを反映した内容だったことがある。人々は高い住宅費や社会的ストレスに耐えるばかりで、将来への希望が持てず、政府の対策にも期待できない生活を強いられている。

記事に対して、「以前から論じられていることの焼き直しにすぎない」との見方もあるが、瞬く間に共感を集め、多くの人に閲覧された。しかし、記事は掲載からわずか十数時間後に削除された。あまりの反響に、当局が記事を削除したとみられている。(翻訳・編集/岡田)