2017年12月21日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のインターネット掲示板にこのほど寄せられたある投稿を発端に、ネット上で「ペンション掃除論争」が起こっているという。

投稿のテーマは「ペンションは、必ず掃除をして出ないといけないの?」というもの。昨年、1泊15万ウォン(約1万5700円)のペンションに宿泊したという投稿者が、生ごみをまとめ、皿など洗い物をシンクに残して退室したところ、中年の女性オーナーに注意され、口論になってしまったという。

この投稿をめぐり、ネットではまず該当ペンションのホームページに「ごみは分別し、調理器具や食器は使用後に洗ってください」との記載があるとして、「ペンションの掃除は基本的なマナー。予約したその時から、宿泊客が後片付けをすると約束したことになる」との主張が出た。しかし一方、「高めに設定された宿泊代を考えると、オーナーが掃除くらいしてくれてもいいのでは」と投稿者を擁護する意見も登場し、「衛生面からすれば、宿泊客に掃除を任せるのは不適切」との意見も寄せられた。

ペンションの側からも、「予約金に基本的な清掃費用が含まれているのは事実だが、宿泊客も最小限の良心は守るべき」との主張が出ているという。オーナーたちは「ごみを布団の中に入れて帰ったり、飲酒後に吐いた物をそのまま部屋に残したりする宿泊客もいる」「物を壊したり、ごみを隠して逃げたりもする」などの実情をため息交じりに語っている。さらに、タオルや皿、鍋など、ペンションの備品を盗んでいく客おり、頭を悩ませているそうだ。

ペンションの利用マナーをめぐる問題に、一般のネットユーザーからは「常識的に考えて整理をして退出するのが正しい。それができないのは犬や豚と一緒」「食器の後片付けとごみの分別くらいはするべき。掃除機や床の雑巾掛けまで要求するような宿はないと思う」「自分が食べたものなんだから、後片付けくらいは礼儀のうち」など「掃除は当たり前」との主張が相次いでいる。

しかし、一部からは不満の声も上がっている。「掃除するのはいいけど、退室が午前11時というのは早過ぎると思う。ペンションでは夜更かしも十分あり得る。それなのに朝からシャワーを浴びて準備して掃除まで…」「とにかく宿泊代が高過ぎる」「他の国にはない変な文化。ペンションはたいてい何の変哲もない部屋なのに安いわけでもない。それで掃除までしなきゃ駄目?」といった声だ。

なお聯合ニュースは、「論争は続いているが、互いに少しずつ思いやれば、よりきれいで楽しい空間になるのではないか」とまとめている。(翻訳・編集/松村)