2017年8月4日、韓国南部、全羅南道(チョルラナムド)の海上を通り麗水(ヨス)市と光陽(クァンヤン)市を結ぶ巨大な橋に異常が見つかり、5日、車の通行を一時遮断し緊急補修工事が行われることになった。韓国・ニューシスなどが伝えた。

この橋は2013年2月に開通、その名を「李舜臣(イ・スンシン)大橋」という。同地が、文禄・慶長の役で李舜臣将軍が朝鮮水軍を率い日本軍の撃退に活躍した場所に近いことが名の由来だ。全長2260メートル、全4車線の自動車専用つり橋で、2本の主塔間の距離は李将軍の生まれ年(1545年)にちなみ1545メートルとなっている。

光陽市によると、橋を含む道路の維持管理事務所が橋梁(きょうりょう)の定期点検を行ったところ、路面に当たる上板などに複数の亀裂が見つかったという。折しも韓国南部地方には近く台風5号の影響も予想されることから、緊急補修を進めることになったとのこと。

維持管理事務所は「李舜臣大橋が完璧に補修・補強されるよう施工・管理を行う」としているが、韓国の英雄的存在の名を冠した橋の不具合に、韓国のネットユーザーからは「名前がもったいない」「きちんと管理できずに名を汚すくらいなら名前を変えてくれ」との声が多く寄せられている。

また他に、「開通して間もないのに…」「いったいどう造ったの?」「手抜き工事だろうな。本当に問題に終わりがないよ」といった指摘のほか、実際この橋では14年にも亀裂が見つかり補修が行われていたことから「問題の多い橋だな。怖くて渡れないよ」と不安を訴える声もあった。(翻訳・編集/吉金)