2017年7月21日、韓国・世界日報によると、韓国・ソウルの中区が展開する事業「ハローマイポール」が注目を集めている。

「ハローマイポール」とは区内の電柱を青少年たちに割り当て、装飾して管理させることで周辺の路地をきれいにする事業。青少年たちの地域に対する関心と愛情を深めて路地環境を改善しようとの趣旨で始まった。現在は青少年29人で18本の電柱を担当し、手作りのカバーをかけて管理しているという。手作りのカバーにはニコちゃんマークやしかめっ面の顔、可愛らしい猫などさまざまなデザインが描かれている。

同事業は電柱周辺への不法なごみの投棄や貼り紙に悩まされていた住民たちのアイデアから生まれた。同事業が始まってから電柱の周辺は見違えるほどきれいになったという。

このような努力が認められ、同事業は中区の路地文化創造事業の優秀事例発表会で2位を記録した。チェ・チャンシク中区庁長は「学生たちが電柱を管理している事実が広まり、住民のごみ投棄は大きく減少した」と明らかにした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「とても良いアイデア」「子どもたちを褒めてあげたい。地域社会のために立ち上がるなんて素晴らしい。大人でも難しいことなのに。他の地域にも広まってほしい」など称賛の声が上がっている。

一方で「電柱がかわいくなる上にごみも減るというのはうれしいけど、そこまでしないとごみの不法投棄がなくならないという事実が悲しい」と嘆く声や、「すぐにカバーを外してごみを捨てる人が出てくるだろうな」と不安がる声もみられた。

また、「そんな無駄な努力をしなくても、町の至る所に監視カメラを設置して罰金を科せばすぐになくなる」「花の上にでもごみが捨てられている。監視カメラ以外は効果ないよ」と指摘する声も。

そのほか「ごみよりも路上駐車の方が深刻な問題」「とても良い事業だけど1つだけ残念な点がある。そういう類の事業の名前のほとんどが英語だということ。美しい事業や運動の時はハングルで名前をつけてほしい」などと訴える声もあった。(翻訳・編集/堂本)