2017年7月18日、韓国・MBCは、韓国がこのほど提案した北朝鮮との南北会談について北朝鮮の反応がまだ出ていない中、友好国の日米両国が否定的な反応を示していると報じた。

韓国政府が北朝鮮に対話を申し入れたことに関連し、米ホワイトハウス、国務省、国防総省は17日、「韓国政府から出た発言なので韓国に聞いてもらいたい」と一様に冷たい反応を示した。

ホワイトハウスのスパイサー報道官は「トランプ大統領は(北朝鮮との)対話に向け満たすべき条件を明確にしてきた。この条件は、今、われわれがいる位置とは懸け離れている」と述べ、北朝鮮に対する圧力を強化しなければならない時期に、対話の提案は適切でないとする反応をみせた。

また、国連を訪問した岸田文雄外相は「日米韓首脳会談の際、対話と圧力は重要だが、今は圧力をかける時という点を確認した」と述べた。

一方、菅義偉官房長官は、「韓国政府の提案は、離散家族の再会と軍事境界線での敵対行為停止が目的であるため、北朝鮮への圧力強化という方針に反しない」と、韓国の南北対話提案に肯定的な見解も示している。

MBCは、「日米韓の緊密な対北朝鮮共助に亀裂が生じるのではないかという懸念が出てきている」と指摘した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「北朝鮮から事前に核放棄という言葉が得られていないのに、なぜ会談をする?」「文在寅(ムン・ジェイン)政権は何か勘違いをしている。今は南北対話ではなく、米国のように対応する時」「北朝鮮に核開発の時間を与えるだけ」など、「対話より圧力」とする米国側の対応に賛同する意見が多く寄せられた。

その一方で、「米国が望む通りにしたら、南北間には戦争以外に道がなくなる」と、米国側の主張に否定的な意見も。

また、「日本は戦争を望んでいるかもしれないが、そうはならない」「なぜ離散家族が再会するのに、日米の顔色をうかがわないといけないんだ?」とのコメントもあった。(翻訳・編集/三田)