日本のアイドルグループ・AKB48の選抜メンバーを決める「第9回AKB選抜総選挙」のイベントで、NMB48の須藤凜々花が結婚を宣言し、波紋を呼んでいる。18日、中国メディア・知乎日報は日本のアイドルの「恋愛禁止」について伝えた。

日本のアイドル文化は1970年代の南沙織らに始まるとも言われるが、当時は恋愛を禁止する決まりはなく、数々のアイドルが自粛はしながらも、やがては恋愛し、結婚していった。ファンの多くは基本的にアイドルの恋愛を応援する立場にあり、恋愛は不謹慎でルール違反という見方はなかった。

恋愛がアイドル経済においてルール違反として定着したのは、1990末〜2000年にかけてとされる。恋愛禁止令の出現と広がりは、アイドル経済を支えるファンの劣化と、アイドルを売り出す事務所やレコード会社がファンの欲求を満たし続ける中から生まれた。

アイドル経済が興隆を極めたのは1980年代〜90年代にかけてだが、バブル崩壊によって業界の再編が始まり、アイドル産業は急速に縮小。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の夢がついえた日本人が夢や癒やしを求める中、アイドルに求められたのはファンにとっての理想的な天使としての存在だった。そして、ルールを破ればファンだけでなく社会からも厳しい批判にさらされ、グループ脱退や引退に追い込まれることもある。

恋愛禁止令はファンの欲求と、それを満たして利益を追求する業界から生まれた、極めて現実的で残酷なルールだろう。(翻訳・編集/岡田)