2017年7月13日、韓国国産の超音速高等訓練機「T50」8機がタイに追加輸出される。同機はこれまで4カ国に56機輸出され、2兆6000億ウォン(約2600億円)の収益を上げているが、輸出後の維持に関わる収入などを含めると、経済波及効果はさらに拡大すると分析されている。韓国・KBSなどが伝えた。

T50は全長13メートル、幅9.5メートル、最高速度はマッハ1.5、一度の給油で2500キロ以上の飛行が可能だ。2002年から実施された5000回の飛行試験では無事故を誇っており、安全性も立証されている。

タイの地元メディアによると12日、タイの閣議で8機のT50追加購入のための予算承認要求案が上程されたという。タイは2015年にも同機4機を1200億ウォン(約120億円)で購入しており、今回の契約は2600億ウォン(約260億円)規模、さらに今後も4機の追加購入計画がある。

T50はこれまでにタイの他、インドネシア、イラク、フィリピンの4カ国に計56機が輸出されている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「T50が世界中の空を飛び回るんだね」「T50を皮切りに韓国の航空技術がもっと発展するといいな」「防衛産業は不況知らずか」など歓迎のコメントが寄せられている。

しかし、後ろ向きの受け止めも少なくない。特に、同機の製造が米国からの技術支援を基に行われたことに言及し、「心臓部のエンジンは米国製だ。すべてが韓国製ではない。認めるべきところは認めよう」「T50をたくさん売っても、エンジンと電子機器は米国製だ。果たして韓国にどれだけ利益が残るのか?」「米国製の部品を韓国で組み立てたにすぎない」「核心部品の自力開発が必要だ」といったコメントが目立った。(翻訳・編集/三田)