2017年7月15日、中国海警船が日本の長崎県・対馬沖や福岡県・沖ノ島沖の日本の領海に相次いで侵入した。これについて参考消息網は17日、「中国海警船はなぜ日本の領海に進入したのか」と題し、専門家の見解を紹介した。

日本メディアの報道によると、中国公船が九州北部の領海に侵入したことが確認されたのは初めてのことで、15日は午前中と午後の2回日本領海内での航行が確認されている。

これについて中国太平洋学会副秘書長の郁志栄(ユー・ジーロン)氏は、「中国海警船が日本の領海に入った理由は三つ考えられる」と指摘する。

郁氏は「まず考えられるのは、海洋調査関連機関の遺失物の捜索に協力していること。次に、訓練が考えられる。中国海警局は2013年7月に設立され、今年で4年となる。海洋権益の保護能力を高めるため訓練が必要となる。突発的な事態の対応や遠洋での航行といった訓練が考えられる」と述べた。

さらに、「三つ目は通航の可能性。中国海警船が目的地に向かう際の通り道ということだ。国連海洋法条約によると、各国の船舶は沿岸国の安全や秩序などを害しない限り領海を通航する権利がある」と語った。(翻訳・編集/内山)